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将棋/棋士の人数の推移

棋士・女流棋士人数の推移 各年4月1日時点における現役の棋士および女流棋士の人数の推移を調査した(集計方法は末尾に記載)。 早速結果を下図に示す。 棋士人数の分析 概ね増加の一途であることが分かる。2014年に棋士編入試験が制度化され、これ以降は毎年1.3人のペースで増加している。 制度の変更がない限り今後もこの傾向は続いていくと予想されるが、 新四段は多く見積もっても年間5人、平均して21歳に四段昇段、60歳で引退と仮定すると40年間棋士でいるため、現在の仕組みでは

    • 将棋ウォーズの時間帯別対局数と10億局到達予想日

      将棋ウォーズのトップ画面には、これまでの累計対局数(Games)が記録されている。一体毎日どの程度対局が行われているのか、どの時間が対局が多いのか、調べてみた。 調査期間は2024年9月12日(木)~22日(日)の11日間、毎時00分に将棋ウォーズのトップ画面のスクリーンショットを保存・記録することにより調査した。 時間帯別対局数(平日・休日平均)早速調査結果を示す。平日・休日の平均値は以下のとおりだった。 平日の特徴 夜の20~21時台が最も多く、次いで昼休みにあた

      • 将棋/新四段の関東・関西勢力図と永瀬研

        エリート養成所?永瀬九段の研究会2024年9月18日のABEMA TV 王座戦中継において、こんな話題が出た。 近年、新四段は関西所属が多い傾向にあったが、確かに2024年度前期の三段リーグは獺ヶ口笑保人新四段、吉池隆真新四段ともに関東所属であった。 これは永瀬九段の研究会の影響だろうか。そこで、近年の新四段における関東・関西所属を調べてみた。 新四段の関東・関西所属永瀬九段が四段昇段した2009年前期以降、2010~2015年にかけては関東22人・関西5人とほぼ関東が

      将棋/棋士の人数の推移