平成27年の過去問を解きました
点数
・理論 24/35
・電力 30/35
・機械 26/35
・法規 24/35
・電力管理 問1:1/2?、問3:0/4、問4:3/5、問5:4/5
・機械制御 問1:4/4、問4:5/5
感想
・理論
合格点が他の年と比べて1割以上低くて驚きました。自分もそうなのですが、他の人も定電流電源の問題に慣れていないのでは、と思います。
問2に関して、定電流電源が出てきてひよってしまい、時間を使いすぎてしまいました。直列回路の分圧、並列回路の分流の式がさっと立てられればスムーズにできる問題なので、これは問題に慣れるしかないですね。
問3は(3)以降間違えてしまい、もったいなかったです。微分項のラプラス変換後の、「-f(0)」の項に係数Lをかけ忘れてしまい、答えが合わず混乱してしまいました。再現性がありそうなミスの仕方なので、次間違えないように気を付けます。
問6はまさに定電流電源に関する問題で、(4)の等価交換ができず、間違えてしまいました。ギリギリまで定電圧電源で等価交換をして、最後に定電流電源に変換するとミスを防げそうなので、以後そうします。
・電力
意外と高得点を取れました。
問7で触れられている永久故障の要因について、架空配電線は自然現象、地中配電線は保守不備・設備不備が多い、というのは二次試験にも出そうなので、頭に入れておきます。
・機械
問3の電車線に関する問題や、問5の同期機の巻線に関する問題など、マニアックな知識を問われる問題が多かった印象です。力行(リッコウ)という言葉を初めて知りました。回生と対義語なんですね。
取り合えず合格点は取れたので良しとします。
・法規
問1~3が分からず自信がなかったですが、問4以降が難易度が低く救われました。問2のような分散型電源に関する問題は出題頻度が高いので、要注意だなと思いました。
・電力管理
問2を全て落としてしまったのが、猛烈に反省です。点Aから距離lの位置に流れる電流の大きさは求められていたのですが、電圧降下を、上記位置における微小電圧降下の積分として求めることに考えが至らず、単純にRxを掛け算してしまいました。次同じような問題が出たら、リベンジしたいです。
問3の(1)(2)は、√3を式に含めてしまい、解答と合いませんでした。以前も同じような疑問を抱いたのですが、送電端電圧・受電端電圧って相電圧なのでしょうか?線間電圧であれば、√3を考慮する必要があると思うのですが、、。ネットで調べてみようと思います。
問5の(5)は、こういった問題で無効電力を考慮したことがなく、どのような式を立てればよいか分からなかったのですが、解答を見るといたって常識的な解き方だったので、次は解けるようにしたいです。
・機械制御
問1,4の難易度が低く、2問完答できました。
問1は、回路図・ベクトル図が描ければ解ける問題です。はじめ(2)のベクトル図を、線路抵抗を考慮する場合と勘違いしており、力率がないと答えが出ないのでは?と混乱したのですが、以前も同様の間違いをしたことがあったので、修正できました。
問4は、特に(3)以降これでよいのかな、という感じでしたが、素直に式変形すればよいようで、正解することができました。
引き続き平成26年度を解いていきます!
6月下旬~7月末にかけて仕事が立て込みそうなので、今のうちにペースを上げて10年分解ききって、早めに2週目に取り掛かれればと思ってます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?