電験三種 結果・過程の整理
2023年3月の試験で電験三種に合格することができたのですが、その結果や過程について整理してみました。こんな感じで勉強している人もいるんだな、ぐらいの感じで読んでいただけると嬉しいです。
試験結果(自己採点)
理論85点、電力90点、機械85点、法規70点
理論の試験終了直前にケアレスミスを発見したのですが、修正できないまま終了し、絶望的な気分になっていました。内心かなり動揺していたのですが、電力が明らかに易化していたので、以後冷静になることができました。
2023年3月の試験は例年に比べて合格率が高かったようですし、運がよかったなと思います。
使用した参考書・アプリ
・みんほし 各科目の教科書&問題集・過去問10年分
・電験三種 法規科目 暗記アプリ
・電験三種 電力科目 暗記アプリ
勉強スケジュール
・2022年7月~11月
7月に勉強を開始して、みんほしの問題集をとりあえず1周しました。理論と機械はそれぞれ2カ月弱、電力は1か月ぐらいかけて進めて、法規は2週間ぐらいでざっと目を通した感じです。
理論の交流、機械の四機の原理、電力の電力計算(パーセントインピーダンスなど)がなかなか理解できず苦しかったですが、あまり深く考えずにとりあえず解き進めました。本質的な理解は全く出来ていなくても、基本的な公式を頭に入れておけば何となく解ける問題もあるので、問題集を進めるうちにちょっとずつ理解が深まっていった気がします。逆に、理屈を理解したつもりでも、条件がイメージと少し違うと問題が解けないことがちょこちょこあったので、苦手意識を持たずに、とりあえず問題を解いてみるのが大事なのかなと思います。
法規は暗記を全然していなかったので、こんな問題が出るんだな~程度で進めていました。暗記事項がかなり多いことは薄々感じていたのですが、他の三科目がおぼつかなかったので、正直法規を重点的に勉強する余裕はなかったです。
・2022年12月~2023年1月
仕事が忙しくてあまり進捗はなく、年明けに2022年分の過去問を解いたのみです。法規以外の3科目で6割以上、法規が57点だったため、直前に暗記事項を詰め込めばいけるかな~と完全に油断して、ひたすら働いていました。
・2023年2月~試験日
仕事も一段落ついてきたので、2月頭から1週間に1年分ぐらいのペースで過去問に取り組みました。結局試験日までに7年分ぐらい解きました。法規以外の科目は勘も含めてなんだかんだ6割以上取れていましたが、時間が本当にカツカツだったので、最後まで不安でした。
また、2021年、2020年の法規が合格点に届かず、これはいかんと思い、2月上旬ごろから、電験三種法規暗記アプリで毎日暗記事項を詰め込んでいました。最終的に達成率?がほぼ100%になるぐらいやりこんだので、自信をもって試験に臨めました。3月頭ごろから電力暗記アプリも始めて、こちらも結構やりこんだのですが、両アプリの内容は、二種の一次試験でも結構通用するでオススメです。
振り返り
年末年始は仕事が忙しいことは、勉強を開始した時点で予想できていたので、それ以外の時期に緊張感をもって学習を進められたこと、あまり深く考えずにとりあえずたくさん問題を解いてみたことが、合格につながったのかなと思います。
あとは、電験王さんもおっしゃっていますが、過去問演習が大事です。試験一カ月前ぐらいから、本番を想定して、1日に4科目解く日を設けていたのですが、最初の方はクタクタになりました。時間やボリュームに慣れる意味でも、過去問演習は最も効果的な学習方法だと思います。
今回はざっと整理してみましたが、モチベーションを維持するために工夫していたこと、試験当日の流れなどは、また別記事に整理してみようと思っていますので、そちらも読んでみてもらえると嬉しいです!
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