僧帽弁閉鎖不全症、閉塞性肥大型心筋症による人工弁装着で障害厚生年金3級を取得、5年遡及約277万円、年間58万円を受給できたケース
✅相談時の相談者の状況
知り合いの弁護士からのご紹介による相談でした。
ご相談者は心臓に異音があり検査の結果心臓肥大で「閉塞性肥大型心筋症」と診断されました。投薬治療や心臓を削る手術をするなどを行っていましたが、数値が悪化しており医者から人工弁を進められて僧帽弁置換手術を受けたそうです。
初回の面談時に病気の状況を詳しくお聞きしました。
受診状況等証明書については初診日から現在まで同じ病院であったため作成する必要はありませんでした。
人工弁の手術をされたのが平成27年で遡及できるため認定日請求の手続きを取ることにしました。認定日請求日の診断書と現在の診断書を2通作成してもらいました。戻ってきた診断書については初診日が間違っていたため病院に初診日の修正依頼をかけました。
心臓病に関しては「初診日に関する調査票【心臓の病気用】」という書類も必要になるためそれも作成をしました。
病歴就労状況等申立書には診断書だけでは分からない日常生活の不便さを丁寧に記載しました。
✅結果
障害厚生年金3級の受給が決定し、年額約58万円の受給が決定しました。
さらに5年約277万円の遡及が認められました。