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行動指針①:真摯に対応する

私たちにとって「真摯」とは、素直で一生懸命な姿勢に加え、目的のために自分自身を保てる強さを意味します。お客様や同僚、上司、チームに対して真摯でいること。そして、自分の仕事に対しても真摯に取り組む姿勢が大切です。

真摯な対応をすることで、時に誰かと衝突したり不快な思いをしたりすることがあります。人は誰しも、自分の意見を否定されたり間違いを指摘されたりするのが好きではないからです。ですが「意見があるのに相手の機嫌を取るために黙っている」のは真摯とは言えません。

もちろん相手に対する配慮や言い方に気をつける(※人格を否定しない)必要はありますが、目的を果たすために議論や衝突を怖れない強さを持ちましょう。

  • 知りながら害をなさない。嘘をつかない。隠蔽しない。ダメだと分かっていることなら、上司やお客様、協力会社に対しても遠慮しない。信念を貫く。まず自分が見た「事実」を伝え、そのうえで自分の「意見」を言うことです(※事実と意見を切り分けて話すことはとても重要です)

  • 意見の対立・衝突を怖れない。議論を通じて優れたアイデアを出したり、お互いに尊重し合ったりする。悪いニュースほど早く伝える。懸念事項があれば報告・相談する。反論や叱責、嫌われることを怖れてYESマンになったり、沈黙したりして"保身に走る"のは真摯とは言えません。

  • ルールに反することは誰に頼まれても行ってはいけません。ルールを知らないことは言い訳にはなりません。分からないことは自分で調べましょう。それでも分からなければ、上司、先輩、専門家に聞きましょう。そして次は、自分が人に教えられる人になりましょう。

  • あなたの行動、仕事ぶりを見て、良識ある人はどう思うでしょうか? 親、子供、兄弟姉妹、家族に胸を張れるでしょうか? あなた自身はどう感じているでしょうか? それは「真摯」だと感じられるでしょうか? こうした問いを自分に投げかけてから判断するようにしましょう。

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