防災設備のプロ集団として街に介在し、建物から危険な場所を消していく
改めまして、福岡で創業42年の防災設備工事・メンテナンスを手掛ける寿防災工業株式会社の代表取締役社長、安永周平と申します。2022年11月に社長に就任した新米社長ですが、これから少しずつこちらのnoteで防災設備会社の経営者としてメッセージを配信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
社員50名超、業界では珍しい会社です
弊社は1980年の創業から40年以上に渡り「安心と安全」をモットーに防災設備のメンテナンス・工事を手掛けながら成長してまいりました。これはもう本当に、いつも支えていただいているお客様のおかげです。誠にありがとうございます。
ちなみに弊社、独立系の防災設備会社としては全国でも珍しく、現在もグループ全体で50名以上の社員が在籍しています。そのほとんどが消防設備士をはじめとした国家資格者で、消防設備(警報設備、消火設備、避難設備)はもちろん防火設備、建築設備、特定建築物定期調査にいたるまで「全ての防災設備に対応できる会社」であることが私たちの強みです。
防災設備は故障しても気付かない!
水、電気、空気を供給する設備と同じように、防災設備も建物に必須の社会インフラです。自動火災報知設備やスプリンクラー設備をはじめ、防災設備は万が一の際に「人の命を火災から守るもの」でなければなりません。
ところが、電気や水と違って防災設備は普段使用しないため壊れても気付かないケースが多い…だからこそ年2回の消防設備点検をはじめとした定期点検が「消防法」や「建築基準法」で義務付けられています。これら予防安全の重要性をお客様に伝え、サポートすることも私たちの大切な仕事だと考えています。
注意)消防設備点検は手段であって目的にあらず
一方で、防災設備は点検するだけでは不十分です。点検は手段であって目的ではありません。点検後、設備に故障や老朽化などの不良が見つかったら、原因を突き止めて「改修」しなければいけません。これをやらなければ建物から危険な場所が消えることはありません。
つまり「点検と改修」はセットです。お客様から定期点検を任せていただいている防災設備の不良箇所を改修し、火災が起きた時に防災設備が正常に作動する状態を維持すること。ここまでやって初めて消防法の基準を満たし、最低限の安全が確保されます。さらには消防訓練で実際に消防設備に触れることで、利用者の皆様に防災意識を高めていただくことも必要です。
私たちの仕事は「街づくり」に貢献すること
私たちの仕事は、建物に安心で快適な空間を創ることで「街づくり」に貢献することです。その意味で、改修こそ私たちが最も地域社会に貢献できる重要な仕事だと考えていますし、点検で不良が見つかった際には責任を持って改修を提案をいたします。
だからこそ、社員は工事に必要な「甲種 消防設備士」の資格を持ったプロ集団を目指していますし、資格者不足が叫ばれる業界の課題解決をリードする会社であり続けたいとも考えています。
技術者が社員として数多く在籍していることで、技術が蓄積されるスピードが上がり組織の対応力も上がります。また、自社だけでなくパートナー企業と協力することで、防災設備の枠を超えてもお客様の要望にワンストップで対応できる…そんな会社を目指しています。
ひとりでも多くのお客様に「お願いしてよかった」と言っていただけるよう、社員一同仕事に尽力してまいりますので、今後とも格別のご支援、ご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。