【シンカビト vol.2】目標達成を導くための鍵は 「どう歩み寄るか」を考えていくことにある part.2
パート1に続き、目標達成を「導く」という立場にいるすべての人が実践するべき「歩み寄り」について、進化を続けるシンカビト 川尻隆さんと、GRIT NATION代表の林 周一郎さんのお二人が語り合いました。
⬜︎ "人の変化を信じることができる人" って、一体どんな人?
林:どうしても人って、「できる人」と「できない人」みたいにカテゴライズしてしまいがちです。人の変化を信じるのは結構難しくないですか?
川尻:難しいと思います。
でも、僕は人が持つ可能性って、一般の人が思ってるよりも数倍のレベルで信じているところがあって、例えば周さん(林)がフルマラソンを2時間台で走りたいという話があったとしても、「全然いけるんじゃないですか?」って普通に話を請け負います。
林:走れる気が全くしないんですが… …(笑)
川尻:人って今までのやり方と違うと信用しにくくて、「やらない」という選択肢を選ぶんです。
でも、現状を超えるために何かしら自分が変わるという経験をした人は、人の変化を信じることができるんだと思います。
林:たしかにそうですよね。
川尻:天才みたいな、既にできてる人はもうその変化を経験できません。 だからこそ僕は今できてないことって、実はすごくチャンスだと思っているんですよね。僕が今いろんな活動をする中でも、特に大事にしてるところです。
林:それを民主化するというか、世の中に還元していくための装置としてGRIT NATIONを存在させていきたいですね。ラボであり、トランスレーターであるといったように。
川尻:そうですね。トップランナーたちだけのものになっていると、世の中への影響力ってすごく限定的になります。
誰しもが挑戦ができるようなシステムであったり、それをやりたいと思えるようなコミュニケーションを、僕たち側からデザインしていくべきだと常々考えています。
⬜︎ 「完全にできているか」ではなく、「目指し続けているか」どうかが大切
林:「これからはワクワクすることしかやりたくない。」と言っていた川尻さんが、GRIT NATIONに入ると決めてくれた時は嬉しかったのですが、そのワクワクは何がもたらしたと思いますか?
川尻:たしかにそんなこと言いましたね(笑)
お話をいただいたときに、純粋にワクワクしたんです。僕の何かが「これはおもろいぞ!」って直感的に感じられたかどうかが判断基準です。
林:具体的に言うと、どう直感が働いたのでしょう?
川尻:自分の描いた新しいトレーナー像が、GRIT NATIONでなら実現すると感じたからですね。
僕が15年程前に別の場所で、世界最高のパフォーマンスチームを作りたいみたいな話をいくらしても誰にも相手にされなかったのが、今になってここで動き始めているんです。
林:なるほど。僕はGRIT NATIONを一言で表すのが難しいなと思うことがあるのですが、「GRIT NATIONって何?」って聞かれたらなんて答えますか?
川尻:人の人生に対して良い影響を与えることを「インスパイア」と呼ぶなら、GRIT NATIONってまさに「人をインスパイアするブランド」だと思っています。GRIT NATIONにはそれができる人たちがいて、そういうブランドを目指しているところが凄いです。
今、完全にできているかではなく、それを目指しているかどうかがとても大事です。
林:川尻さんがGRIT NATIONにいる必然性を感じます。そして、トレーナーとかコーチという職が、本当に人の本質的なこと理解していくことができると、もっと凄いことができるんだと、改めて信じることができました。
川尻:職種に限らず、目標達成を導くためには「どう歩み寄っていくか」がとても鍵になります。
進化していくために、これからもずっと挑戦をし続けていきます。
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