古文字あれこれ【トンパの世界】 「羌(きょう)」の古文字
こんにちは、書道玄海社・師範の加藤双涛です。
こちらでは、シリーズで「古代文字あれこれ」について綴っていきたいと思います。
今回は【トンパの世界】「羌(きょう)」の古文字についてです。
トンパ(東巴)文字は、中国の雲南(うんなん)省、ナシ(納西)族の伝統文化で、発祥の年代は不明ですが1000年以上にわたって使われてきた象形文字です。絵文字に近く、具体的で楽しい文字です。トンパとよばれる坊さんにより経典や宗教儀式(ナシ族の宗教、歴史、哲学、医学、芸術など)の記録として残されて