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1985 Vol.1〜リアル・フィッシュ

押入れから昔のミュージック・マガジンが出てきました。1985年の12冊。

当時よく読んでいたので懐かしさと新鮮さが入り混じり、しばらくシリーズで1985年を振り返ることにしました。自分がまだ中学生だった頃です。

まずは1985年の1月号から。おっと思ったのが、この広告。

リアル・フィッシュです。なんで広告、矢口さんだけなんですか?(笑)

メンバーは6人です。このうち4人がShi-Shonenというのはご存知の通り。

これは当時買ったレコード。鈴木慶一さんがプロデュースした「天国一大きなバンド」というアルバム。厳密には84年発売ですけど。1月号の広告ですから。

これは当時、自分のお金で買って本当によく聴きました。何しろムーンライダーズ大好き少年だったので。といっても、カメラ=万年筆と青空百景とアマチュア・アカデミーしか聴いてない頃ですけど。

インストなんですが、いわゆるフュージョンっぽくないっていうのも新鮮でした。しかもテクノというわけでもない。複雑怪奇なアレンジ。でも基本的にはポップ。どれも3分間ぐらい。メンバーがそれぞれ曲を書いていて、曲調はバラバラです。

大好きなアルバムだっただけに、クロスレビューで酷評されていたのはショックだったなぁ。中村とうようさんの7点が一番高得点だったという。とうようさんは、細野さんの泰安洋行に通じるユーモアを感じ取ったとか。


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