ベストアルバム2024

今年もよろしくお願いいたします。
恒例になりました年間ベストアルバムを発表します。
いつも通り20枚を選出（順不同です）

1.Michelle / Songs About You Specifically

いま世界で一番好きなグループ。最初は前作よりは地味かと思ったんですが聴くたびに大好きに。

2.Kacey Musgraves / Deeper Well

やっぱりケイシーです。今回はGolden Hourに続く大傑作だと思う。最高にポップなカントリー。

3.Luna Li / When a Thought Grows Wings

前作に続いて入賞。今回もジャケが最高。今いちばんカッコいいシンガーソングライター。

4.Amelia Coburn / Between the Moon and the Milkman

可愛らしい声ですけど英国フォークっぽい翳りのある曲が多くて最高。今年一番の愛聴盤かも。

5.Pearl & The Oysters / Planet Pearl

悔しいほどよくできたテクノロジー・ポップス。勝手に自分たちの「同志の友」だと思ってます。

6.Kit Sebastian / New Internationale

前作に続いて入賞。とにかく大好きなユニットなんです。エキゾチックでコミカルでポップで。

7.Chris Cohen / Paint a Room

５年ぶり。前作も選びましたが今回も素晴らしい曲ばかり。もっと注目されてしかるべき才能。

8.Friko / Where we've been, Where we go from here

なぜか日本で急に話題になりましたが確かにすごい。ここまでエモくて泣けるロックはひさびさ。

9.SUMIN & Slom / MINISERIES 2

韓国R&Bの最高のコラボ。これこそまさに現代の渋谷系。とにかくサウンド抜群。ヤラれました。

10.Andr / shhh, it's under my bed

台湾のシンガーソングライターらしいですが圧倒的完成度。2024年のグレード・ディスカバリー。

11.Hiatus Kaiyote / Love Heart Cheat Code

もはや向かうところ敵なしのハイエイタス・カイヨーテ。毎回入賞してますね。

12.Fievel Is Glauque / Rong Weicknes

いかにもニューヨーク産らしいアヴァンポップ。凝りまくった曲調。でも親しみやすい。

13.Nick Zanca / Hindsight

テクノっぽいジャケだけど渋い声の歌モノです。とにかく曲がいい。キリンジ好きにもイケそう。

14.Nubiyan Twist / Find Your Flame

これぞSTR4TAと並ぶ現代最高のブリットファンクバンドじゃないでしょうか。

15.Primal Scream / Come Ahead

スクリーマデリカに匹敵するくらい素晴らしい新譜だと思います。ありがとう、ボビー！

16.John Cale / POPtical Illusion

歌モノのジョン・ケイルの最高傑作かと。じわじわと素晴らしさが。時折ブルーナイル風味も。

17.Lucy Rose / This Ain't The Way You Go Out

英国のシンガーソングライター。曲の良さもさることながらサウンドがとにかく耳に心地よい。

18.高野寛 / Modern Vintage Future

こういうのを待ってたんですよ。まさに新しくもヴィンテージなシンセサウンドがたまらない。

19.Lô Borges / Tobogã

ここ数年、毎年アルバムを出し、毎度ベストアルバムに入ってしまう不思議。曲がいい人は強い。

20.Milton Nascimento & Esperanza Spalding / Milton + esperanza

大御所です。ファーストアルバムからの再演やビートルズの曲など総決算的な味わいが泣けます。

以上です。

無果汁団は現在4枚目にあたる新しいアルバムを製作中です。というわけで、みなさま今年もよろしくお願いいたします。