遊戯王デュエルモンスターズIIの話をしたい。
遊戯王デュエルモンスターズII 闇魔界戦記(カラー共通 / スーパーゲームボーイ対応)
基本情報
発売日:1999年7月8日(木)
発売元:コナミ
開発元:コナミコンピュータエンタテイメントジャパン
品番 :DMG-AYKJ-JPN (RK188-J1)
セーブ:バッテリーバックアップ(ボタン型リチウム電池(CR1616))
その他:通信ケーブル対応
「遊戯王デュエルモンスターズ」からの続編。
前作から約7カ月。ゲームボーイカラー対応になりました。色鮮やかな画面で遊べます。週刊少年ジャンプ本誌(1999年7月5日発売)では、遊闘133「大切なピース」が連載されていました(コミックス15巻)。
オリジナル・キャラクター、イシズ・イシュタル・ナオミが初登場。
これもまた原作に逆輸入されました。
前作から大きく変わった点は5つ。
1.召喚魔族優劣関係
2.デュエリストレベル
3.デッキキャパシティ
4.新カード(トラップ・儀式)の登場
5.カード使用制限の変更
召喚魔族優劣は、それぞれのモンスターに属性が導入されていて、相性の悪い属性だと攻撃力がいかに高かろうが負け扱いになるシステムです。
《青眼の白龍 / 白魔族》の攻撃力は3,000なんですが、相性の悪い《闇の仮面 / 黒魔族》の攻撃力900に攻撃してもブルーアイズが負けてしまいます。
なので今作は攻撃力のほかに属性も気にする必要が出ました。
モンスターカードにレベルが設定されていて、序盤から自由自在に強いカードを使えなくなっています。デュエリストレベルとデッキキャパシティに大きく関わってきます。
デュエリストレベルはデュエルすると上がっていくプレイヤーのレベル。プレイヤー自身がレベル20だとすると、モンスターレベルが30のカードは使用できません。
さらにデッキを作るときにもモンスターレベルが重要です。デッキキャパシティは、デッキを作るときの制限みたいなもので、デッキ内のカードレベルの合計値がデッキキャパシティ以下になるようにデッキを組まなければいけません。
トラップカードが今作から導入されました。より戦略的になった気がします。儀式カード・儀式モンスターも導入されましたが、ゲーム内でカードをほとんど入手できなかったことを考えると微妙なシステムでした。
魔法カードの使用制限がなくなり1ターンに何枚でも使えるようになったのが大きいです。融合も成功すれば何回でもできるようになり、追加でモンスターを出すこともできるようになりました。
思い出
自分で初めて予約して買ったソフトです。当時は小学生。おもちゃ屋さんの電話番号を調べて電話予約しました。モノを予約するなんて初めてで、ましてやお店に電話かけるってのもこれまた初めて。初めてづくしでした。
今思えば、ちょっと大人になったのかなとか勝手に思ってますけど。
デュエル勝利した後杏子からカードを貰えるんですが、そのあとに武藤双六から追加でカードが貰えるイベントがありました。攻略本情報では、ソフトによっては出ないらしく、出る方がマレ。その双六が自分の遊んでいたソフトで出たんです!てっきり予約したソフトだから出たのかなとか思ってたんですけど、違うみたい。かなり運が良かったです。
キャンペーンモード
前作から引き続き、各キャラクターに5勝ずつして先に進めるようになっています。
カラーだと映えますね。
感想
デッキキャパシティ・デュエリストレベルの導入で、最初から強力カードをバンバン使えるみたいなことはなくなりました。初期デッキがほんとに弱くて前作ラインだと最低とかでも攻撃力600とかのイメージだったんですけど、今作は最低250とか300。だいぶ弱いです。融合頼みみたいなところはあるかもしれないです。
個人的評価
★10段階評価 : ★6/10。
ちょっと評価上げました。トラップカードの導入である程度は駆け引きが生まれるようになったかなと思います。
備考
スーパーゲームボーイとゲームボーイプレーヤーでプレイした時の比較。
タイトル画面は同じようです。
こちらはスーパーゲームボーイでプレイした時のタイトル画面。ピクチャフレームが良い感じで、タイトルもカラーでよさそうですが。
こちらはゲームボーイプレーヤーでプレイした時のタイトル画面。カラーモードです。カラーの感じは同じですね。スーパーゲームボーイでプレイした時の方が、画面が気持ち横長な感じがします。ゲームボーイプレーヤーの方はシュッとしてる。
デュエル画面はこんな感じ。
白黒です。前作と同じカラーです。
こちらは色がついて綺麗です。