英語オタクが教える英文法講座

こんにちは。

前回の続きになります!

時制のポイント

【1】「現在形」の本当の使い方
【2】「進行形」の本当の使い方
【3】「現在形」の特殊用法

今回は

【2】「進行形」の本当の使い方


まずbe+~ingで現在進行形というのはみなさん大丈夫ですよね?
意味は「〜しているところです・〜しています」
で覚えたと思います。

しかし、日本語を英文に直すときに「現在形」「進行形」どっちを使うのかと迷ったことは100回はあると思います。

進行形は


こう考える!
[現在進行形は『〜している途中』を表す!]


A woman is drinking from a cup.
「女性がカップに入った水を飲んでいるところだ」

現在進行形は『〜している』ではなく「〜している途中だ」
と考えた方が細かい用法を丸暗記しなくても済みます。


He's entering the building.
「彼は建物の中に入っていくところだ」

「〜している」という日本語だけだと「建物に入っている」と勘違いしますが、「〜している途中で理解」しておけばTOEICの試験の問題でも「まさに入ろうとしている途中」の写真を選べば良くなります。


現在進行形は「予定」を表せる

こう考える!
現在進行形は「すでに手をつけている途中」の「予定・計画」を表す!


He arrived in Kyoto last Wednesday and he is leaving tomorrow.

「彼は水曜日に京都に到着し、明日出発する予定だ。」

後半のhe is leaving tomorrowはtomorrowがあるので「未来のこと」だとわかります。
文法書には「現在進行形が近い未来を表す用法」と書かれていますが、近い未来が何かわかりませんよね?

ここでも「途中」の考え方が活躍します。
「何かをしている途中」→「すでに何かしらに手をつけている途中」→「近い未来の予定」を表すだけです。

he is leaving tomorrowの「出発」自体は明日ですが、もうすでに荷造りをしたり切符を買ったりして、明日の出発という行為が進行しているのが英語の発想です。


進行形にできない動詞の判別方法


こう考える!
「5秒ごとに中断・再開できない動詞は進行形不可」


「動作動詞」「状態動詞」と種類があり、
「状態動詞は進行形不可」と習いますが、それだと無限に覚える必要が出てきます。
ポイントは「中断・再開」ができるかだけです!
進行形は「〜している途中」ですので
be cooking「料理をしている途中」、be talking「話している途中」は
進行形にぴったりなんです。

逆にknowで「知っている途中」とか、like「好んでいる途中」、live「住んでいる途中」などは合わないんですよね。

まとめ
進行形にできる・できないは「途中」という概念に合うかどうか!
→「5秒ごとに中断・再開できるなら、進行形にできる」
→「5秒ごとに中断・再開できないなら進行形にできない」

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