「高齢者の味覚」
高齢者の味覚
普段私たちが何気なく1日3食を食べることは人が生きていく上での楽しみでもあります。
しかし個人差はありますが高齢になってくると味覚の低下になって来る人が多くなります。
特にコーヒーとか味噌汁を出すと甘味と塩味は薄く感じてもっと濃くしてちょうだいって言われるんです。
味覚には甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5種類の基本の味があります。
私たちも味の感じ方には体調や気温お腹の空き具合によって味付けが薄く感じたりいつも通りに作っているのに美味しく感じないと思ったことはあると思います。
高齢者は味覚低下によって食欲が減ってきたりします。そうすると食事も進まず栄養不足にもなります。
そうならないためにも食事の時間をしっかり守り時間になったら食べることを促します。
唾液の量も減ってくるので水分を含んだ煮物や汁物などの食事を合わせることで食べやすく口の中の水分も補って味覚低下の予防にもなります。
あと、舌の汚れも舌用の歯ブラシできれいにしておくと味覚低下の予防にもなります。
元気でいるために美味しい物を美味しいと感じることの出来る味覚はとても大切です。
皆さんも毎日の食事を美味しく食べれるよう工夫してみてください。
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