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Photo by
noranekopochi
「身体は動けるうちは動かす」
身体は動けるうちはよく動かす
人間は誰しも歳をとってくると体力低下や筋力低下が少しずつ始まってきます。
若いうちは体力や筋力があるので、スポーツを楽しんだりして、体力や筋力を維持できます。
しかし、人間は時間が経てば、必ず年を取ります。
年を取ると体力や筋力は、次第に衰えてきます。
僕が働いている老人ホームでの生活ではなるべく安全に過ごしもらうことが優先になり体に無理をさせないようにケガをさせないようにと車椅子を押してしまう職員がいます。本来なら自分の動ける機能を使ってもらうことで筋力低下の予防になります。
職員が手を出してしまうと利用者さんは楽を覚えてしまい次から自分でやるのが億劫になってしまう傾向があります。
私たちが普段生活していても腰や肩など、どこかしら具合が悪くなったりします。
老人ホームでもここが痛いあそこが痛いと言っては病院へ行ってお薬や湿布を処方されて安心します。
そして医者や家族のほうでも無理はしないようにと言われるのです。
これを何か誤解して運動をしないようにと受け止めてしまう傾向があります。
こうなるとますます身体を動かさなくなって悪化の一途をたどります。
そして何かのきっかけで転倒して骨折をして寝たきり状態になってしまうのです。
私たちも健康を維持することは難しいですが身体が動けるうちは誰でも出来る歩くことを毎日するだけでも違います。
そして元気に無理せず歳を重ねていきたいですね。