ほんやくコンニャクの実現可能性
イースター休暇が終わり、本格的にラボワークが始まった。
ドイツに滞在中の半年間は、授業やネットワーキング、旅行が生活の中心だったため、久しぶりに論文に目を通しているのだが、DeepLの翻訳精度の高さにとても驚いている。
論文データをアプリに貼り付けるだけで長文を一括で処理してくれ、さらに専門用語も的確に翻訳してくれるのだ。
ここで最近の時事ネタを挟むが、イーロンマスクはTwitterの買収に大手を掛けているが、彼は最低限の生活費以外の殆どの資産をTeslaやSpaceXの研究開発費に充てていると言われているため、どこから買収資金を集めているのか疑問が出ている。
というのも持ち株の売却で資金を確保した場合は報告義務があるのだが、そのような情報は出回っていないからだ。これは、Tesla株を担保にした借り入れによる調達だと推測されている。
Deep Lの急速な機械学習の精度向上と、自社だけでなく宣伝のためのマスメディアを借金してまで買収しようとする化物CEOの執念を見て、彼が創設したニューラリンクの開発も急速に進み、読み書きの保管だけでなく、会話をも補完しうるほんやくコンニャクの機能も、彼が現役のうちの20年以内には実現するのではないかと思わされてしまった。