機動戦士ガンダム THE ORIGIN展 ② オジン軍の諸君、展覧会もうすぐ終わりますぞ
こんばんは俵省太郎です
前回に引き続き、所沢で開催している『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN展』に潜入した際に撮影してきた写真を紹介しつつ、少年の頃の思い出なんぞを書き記していきたいです。
↓前回なのだよ
02 ガルマ編/ランバ・ラル編
ジオン軍シャアの追撃をかわし、無事大気圏に突入したかに見えた連邦軍の新型強襲揚陸艦ホワイトベースとサイド7で極秘開発された新型モビルスーツ・RX-78ガンダム。しかし、目的地である連邦軍基地ジャブローを外れ、ジオン軍の制空圏内に降下してしまう。
そして、そこに待ち受けていたのはジオン公国公王デギン・ザビの末息子、地球方面軍司令ガルマ・ザビ大佐であった。
ジオン公国のコンプレックス末っ子若大将
ガルマ・ザビ大佐
紫色の髪の毛とガルマという名前のインパクト大な登場人物。キザで短気なおぼっちゃまという内面は外跳ねカールの髪型で表しているのだろうか。
反面、親の七光りで今の地位にいるという劣等感の様なものに苛まれており、七光りコンプレックスを払拭すべく、連邦の新兵器であるホワイトベースとガンダムを熱々しい執念で追い詰めていく。
モビルスーツに乗らず戦闘機で出撃するのが何だかガルマって感じで〇。
本格派中間管理職中年
ランバ・ラル大尉
ガルマ・ザビの仇を討つべく差し向けられたドズル・ザビ中将直属の部下。
一年戦争以前からゲリラ戦を戦い抜てきた歴戦の兵。
THE ORIGIN 過去編では、ジオン軍が初期に開発したモビルスーツ〘ザクⅠ〙に乗り戦果を上げていた。
小学生であった私が、「このガンダムというアニメが好きだ」という想いを決定づけたシブいお髭のオヤジさん。大人臭たっぷりの粋な台詞回しと的確っぽい判断力に寛大な心意気で私の少年心をガッチリ掴んで離さなかった。機動戦士ガンダムという物語内で一二を争う重要な登場人物。
主役少年のアムロ・レイにとってもモビルスーツパイロットとして大きく成長するきっかけとなり、敵でありながら学ぶことが多い存在。『男はつらいよ』でいう寅次郎と甥の満男のような間柄だったのかもしれない。
寅次郎は満男の敵じゃないけれどね。
アニメ版との違い
漫画を読んでいるとテレビアニメ版との微妙な違いに気付いたりします。
ランバ・ラルの場合は、背の高さ。アニメだと隣にいる女性のハモンより背が低く中年太りした身体つきでしたが、漫画版は中年太り感は若干少なく背も少し高くなったような印象。あと、ランバ・ラル愛用機グフですね。アニメ版も良かったんですが漫画のグフは相当格好良いです。
その頃、我らが生意気少年アムロは……
ホワイトベース脱走後のアムロ、ランバ・ラルと遭遇
おまけ
わたくし俵省太郎が所有する公式ガイドブックより
※ページの端の方が茶色く変色していますのは年季が入っているからです
所沢の角川武蔵野ミュージアムにて『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN展』
3/21まで開催中 急げオジン軍の者どもよ
次回は『03 ジャブロー編 / オデッサ編』です