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無料空気入れについて:圧倒的ギブは経済合理性の前では無力
開店から3年が過ぎたが、こまめに空気入れだけくるがうちで1円も使わない客が何人かいる。こういう人にはめちゃくちゃ塩対応になってしまう。
— 腳踏车 (@cyclekaigyou) July 18, 2020
すまんな、来てほしくないんだ…。
自転車屋が無料で空気を入れるサービスが普及してかなり時間がたちます。いつの間にか「自転車屋が空気を入れる」のは当たり前になり、サービスとしての優位性がなくなってきました。
その後、↑の記事を書いて、2年以上経った現在。完全セルフサービス化しました。
特に客数の減少やクレームみたいなものはありません。空気入れサービスから売り上げにつながることもあるんじゃないか、そう思う方もいると思うのですが、完全セルフサービス化してもたいして変化はありませんでした。
思い切って、セルフサービス化してみるのも手だと思います。私の経験則でしかないのですが、無料サービスに執着する人はいいお客さんになりにくいです。
そういう方は無料サービスやサブスクに慣れすぎて、「いつもサービスしてもらっているから買う時はあそこで」とはなりません。経済合理性を学習し、自身にとって最善の消費をすることを完全習得してしまっています。
もはや圧倒的ギブみたいなたわごとが通じる時代ではなくなっていると感じています。義務的循環が通じる人にのみサービスしていきましょう。