自営業、一発退場があり得るの怖すぎる
加熱の足りていない鳥チャーシューを出したラーメン屋から食中毒というニュースが話題になっていました。たしかに、鶏むね肉(安い)をチャーシューにするというのは味とコスト面で優れるのかもしれませんが、リスクが高すぎます。
というのも、食中毒というのは飲食店を一発退場にしてしまうリスクがあるからです。かつては焼き肉チェーンが集団食中毒を起こし、倒産しています。その後、生食に関して厳しい規制がかけられました。
名作漫画「カバチタレ」では、食中毒を出してしまった食堂の店主と、食中毒になり仕事ができずに大損害を出した一人親方の泥沼が描かれており、商売における一発退場の怖さを考えさせられます。
鳥生チャーシューラーメンが今後どうなるかは分かりませんが、一部店舗では「自己責任で食べてね」的な貼り紙があったことから、衛生管理がお店どころか人の生死にかかわる大事であることの認識はなさそうです。たぶん、規制がかかるまで同じことを形を変えて続けるんでしょう。
私も自転車屋を経営しており、乗り物を整備販売している以上、自らのミスで人死にを出し、倒産するようなリスクを抱えています。もちろん、保険に加入していますが、営業している以上常にリスクがあることを常に意識しています。
今回のニュースは飲食業のはなしではありますが、他人事のようには感じられませんでした。気を付けよう、注意一秒ケガ一生の精神でやっていきたいですね。
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