自転車修理専門店の可能性
3年も前のツイートですが、開業前から修理専門店はどうだろうと考えていました。1000円カットよろしく格安自転車修理店も需要があるだろうと。
ということで、修理価格をかなり抑えてやってみたところ、結果はさんざん…。貧乏人ばかりが集まってしまいました。お金のない人の嗅覚は研ぎ澄まされているので、安い店や自分の言いなりになる店を探し当てるのが得意です。
客層が悪くとも数が集まり、常連となればいいのですが、「自転車の修理」というものはそうそう頻度の高いものではないため、低単価高回転戦略が通じにくいと感じました。
パンク修理なんて年に何回もありませんし、タイヤ交換も一回してしまえば次は1年、2年後、もしくはもっと先になることも多いです。
ですが、自転車修理専門店の需要は確実にあると思います。チェーン店は技術がなかったり、高額だったり、お預かりになることも多いです。
ですので、その逆。技術が高く、チェーン店より安い金額で、即日完了 あたりがそろっていればお客さんは集められるはず。私もそのあたりを意識していて、おかげで修理の売り上げはずっと伸ばし続けています。
実際、固定費をもう少し抑えられれば、修理とパーツ販売だけでも採算が取れる水準まであと少しというところまで来ています。
自転車を販売せず、修理のみの自転車屋ならどれくらいの規模の店舗が必要で、固定費をどれくらいに抑えるべきか、なんて計算もしてみますかね。