思い切って値段を上げてみよう
自転車屋の開業当初、近くに競合店ができたため、激安価格設定をしていました。その後、競合は閉店したため、値段を上げました。
すると、何が起こったか。利益率が向上したのです(当たり前)そして、値上げに気づくお客さんも少なかったのです。
これはどういうことかと考えてみたのですが、自転車屋は来店頻度が少ない、主要な商品サービス以外は合い見積もりをしない、あたりが原因だと思います。
まず、自転車屋を利用するのは年何回くらいでしょうか。空気を入れる用事意外だと年一回もない人が多いのでは。
そして、例えば、パンク修理やタイヤ交換の値段はよく聞かれることが多いですが、めったに修理しないオーバーホールの値段だったりはぜんぜん聞かれませんし、お客さんは相場観もありません。
つまり、主要な、比較されやすいものは相場並みかそれ以下に設定し、それ以外の頻度の低い商品サービス利益を回収すべきでしょう。
中国系の激安自転車店の例だと、自転車本体やパンク修理タイヤ交換などは激安なのですが、パーツ類などは意外とぜんぜん安くなかったりします。
結論:頻度の少ないものは思い切って値上げしよう
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