指先までしっかりと圧迫!指包帯について
圧迫治療は、指先からしっかりと行うことで効果が期待できます。仮に指だけ圧迫を行っていないと、リンパ液がたまり、指だけがむくむ形になります。リンパ浮腫になった患部全体に、圧をかけるようにしましょう!
指包帯
指包帯は主にガーゼ素材のものを使用します。汗で蒸れないように通気性の良い素材のほうがいいためです。夏場など、足が汗で蒸れてしまうと水虫の原因になります。この水虫は、リンパ浮腫の患者さんにとってもよくありません。
水虫ができると細菌が侵入し、蜂窩織炎の原因になります。特に指と指の間の皮フは薄く、傷口ができやすいです。私も、指の間にキズができやすく出血やリンパ漏も多々起きています。
そのため、水虫やキズができた場合は、皮フ科に受診するなどしてすみやかに治療を行うようにしてください。
私が使用している指包帯
私が使用しているのは、Mollelast製の6cm×4mです。
以前は3cm幅のものを使用していましたが、食い込みがきつく痛みがでたので、幅を6cmのものに変更しました。6cm幅のものだと、1巻で指の半分程度覆うことができるため痛みも少なくなりました。ですが、指の付け根部分まで巻くことが難しくなったので、これから選ばれる方はご自身の指のサイズやむくみの状態に合わせて購入を検討してみてください。
指包帯以外にも5本指の弾性ストッキングタイプのものもあります。わたしは指が入らないので試すことは出来ませんでしたが、こういったものも使用してもいいかもしれません。
担当の医師や看護師と相談してみてください。
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