野球 冬トレでの走り込みって結局どうなの?
冬のトレーニングでの主な目的って走り込んで下半身を作るや体力をつけるって言う指導者は多いと思います。
なので結構話題に上がっている、ダルビッシュ投手の「走り込み」は必要ない!という意見は正しいのか?実際の所はどうなのかを書いていきたいと思います。
結論から言うと、下半身を作るという意味での走り込みは必要ないです。
陸上選手で例えると分かりやすいのですが、長距離選手の脚を見ると太くないと思います。
これは、新糖生によって有酸素運動をする際に使われるエネルギーである糖質が無くなった後、筋肉を分解してエネルギーに使われるからです。このことからダルビッシュ投手の「筋肉が削られる」という言葉の意味が分かったのではないでしょうか。
そして、体力作りに関していえば効果はあります。しかし、せっかく冬にウエイトトレーニングで大きくした身体も筋肉が削られるなら意味が無いではないかと考えてしまいます。
なので、体力を付けるという目的での走り込みはやめて、筋肉を削られない他のトレーニング方法を参考にした方がいいです。
※筋肉を削られないトレーニング方法に関しては別に書きたいと思います。
以上のことから、「走り込み」で体力を付けるという点では有効だが、下半身を作るや身体を大きくするという面では必要ないことが分かったと思います。