マーケティングについて整理
マーケティングを整理する上でトラクション(Traction)(日本語で牽引の意)
で考えるとわかりやすい
Tractionという本の中ではスタートアップにおける「成長の兆し」をトラクション(ドライバーがわかりやすいかも)と捉え、そのための戦略をチャネルごとにまとめてある。スタートアップは、色んなチャネルを駆使して、この「トラクション=成長の兆し」を見つけ、それにフォーカスしていくことが大事だと書かれている。
そのチャネルは下記19個ある
1.バイラルマーケティング
2.PR
3.規格外PR
4.SEM(わかりやすくいうとリスティング広告が日本で近い言葉)
5.ソーシャル/ディスプレイ広告
6.オフライン広告
7.SEO
8.コンテンツマーケティング
9.メールマーケティング
10.エンジニアリングの活用
11.ブログ広告
12.ビジネス開発(パートナーシップ構築)
13.営業
14.アフィリエイトプログラム
15.Webサイト、アプリストア、SNS
16.展示会
17.オフラインイベント
18.講演
19.コミュニティ構築
ご覧の通り様々なチャンネルがあります。
この中からあなた自身のプロダクトやサービスに合うチャンネルを探す必要があります。
1. バイラルマーケティング,
7. SEO,
9. メールマーケティング,
15. Webサイト、アプリストア、SNS
これらを具体的な事例を含め考察を連載していこうと思う。
バイラルマーケティング(Viral marketing)
バイラルマーケティングとは、顧客間での「口コミ」を利用することで、低コストで効率的に製品・サービスの認知や顧客の新規獲得を促すマーケティング手法。
利用される媒体としては、FacebookやTwitterなどのSNSが多いです。例えば、ブログの末尾に、「Facebookで友達に教える」「Twitterでつぶやく」というシェアボタンを設置しておきます。するとブログに共感を感じた読者がボタンを押して、自身のSNSアカウントに「このブログ面白いよ!」という情報を投稿してくれます。すると、その投稿を目にした友達が興味を持ち、ブログを訪れる・・・というように、成功すれば低コストで指数関数的に認知を広めることができます。
製品やサービスに共感をうませ、自発的に宣伝したくなるような仕組みを一次的バイラルマーケティングと呼び、「紹介キャンペーン」「リツイートキャンペーン」「ハッシュタグ投稿キャンペーン」など、何らかの報酬を与えて宣伝を促す仕組みを二次的バイラルマーケティングと呼ぶ。
バイラルマーケティングのメリット
低コストで指数関数的に認知を広めることができる。
バイラルマーケティングのデメリット
一次的バイラルマーケと二次的バイラルマーケ共通して口コミがどの程度広がるかを予測しコントロールするのは困難。
そのため、企業が想定する以上に申し込みが殺到する、インセンティブ目当て継続率が低い顧客が増える等が原因で、特に二次的バイラルマーケは費用対効果が低下する可能性があります。
バイラルマーケティングの事例
菓子メーカーの株式会社ロッテは、若年層のガム間口拡大のため、2017年に「Fit’s」のプロモーションであえてテレビCMを利用せず、YouTubeやTwitter を用いた戦略を展開。10代の若者をターゲットにYouTubeで動画「2年F組Fit’s組」を公開し、Twitter では動画の登場人物たちによるつぶやきを行いました。中高生に人気の俳優やアイドルを起用したこともあって、動画やTwitter は話題を呼び、映像の中に出てくるダンスを高校生が「踊ってみた」という動画も投稿されました。動画再生回数は、プロモーション開始後わずか1カ月で1000万回を超えました。
上記がTik Tokが成立した理由にも近いかなと思ったり、簡単に投稿出来て、ユーザーがアクションしやすい導線設計、そして投稿されたコンテンツが印象に残りやすいコンテンツになっていることが重要。
最近投稿キャンペーンにて拡散施策でクリエイティブを用意しておきそれをInstagram上に投稿させるという体験を設計し運用した結果使用率が1割くらいと面白い結果が出た。ユーザーは思った以上に投稿するということにハードルは無いのかもしれない。
長々となったがつづきは次回に。。。