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手厚すぎる授業サポート体制


大学では、入学当初から必修として情報の授業がある。今学期はプログラミングの基礎を学ぶことがテーマとなっているのだが、大学に入るまでプログラミングのプの字も知らなかった自分にとっては、なかなか一筋縄にはいかない科目だ。


まず、画面の整理が追いつかない。

通常の授業では、授業のzoom画面、資料が掲載されている授業HP、授業内容をメモするwordを開いておくのが僕の形だ。しかし、この授業ではこれらにテキストエディタ(Atom)、ターミナル、プログラミングを実行したことで表示される画面、などが加わる。
こうなると、モニターを接続していても画面が常に飽和状態なのだ。


そして、肝心のプログラミング。

プログラミングにおいて、パソコンは頭が悪い。笑
というのも、当然ではあるがちょっとした打ち間違えがあるだけで、反応してくれない。無機質なエラーコードが返ってくるだけだ。それも、できたんじゃないかという希望を打ち破るくらいの速さで。(こういう速さは有能。。。)
当初は半角・全角、”:”がない、” (スペース) ”がない、といったことでよくつまづいた。
人間なら、1音聞こえなくても会話なんて成立するのになぁ・・・

ただ、だからこそできた時の感動は大きい。
オンライン授業なので誰かと快感を分かち合うこともなく、自分しかいない部屋で喜ぶことしかできないのだが。


ただ、ド初心者の僕でもなんとかついていくことができている。
これは、頼れるSAさんのおかげだという他ない。

大学の授業には、教授の他に授業のサポートをしてくれるSAがついている。
誰が考え出したのだろうか、素晴らしいシステムである。同期の友人と話すと、皆口を揃えて言っている。”SAさんのサポートは本当にありがたい、と。”

なんと、僕が履修しているプログラミングのクラスにはSAが4人もいるのである。
(この科目は複数クラス設置されていてそれぞれ違う先生が受け持っているが、SAが4人も入っているのはこのクラスだけです、と先生が得意げにアピールしていた)
しかも、みなさんすごく丁寧で、なんなら先生よりもわかりやすく教えてくれる。
大学にもなると、初歩的な段階で質問するのは躊躇しがちになるが、そこが意外と大きな問題であることも多い。そんな疑問を解決してくれるのがSAさんなのだ。


情報の授業では、進度の違う生徒に対して、ブレイクアウトルームを作ってこの問題ならこのSA、次の問題ならこっちのSA、というように分けている。僕の場合、SAさんに聞いている時間の方が先生の講義を聞く時間より長いくらいだ。


今日はどんな記事なのかって、SAさんのサポートがすごい!ということを伝えたかっただけ。笑
SAさんによるサポートが手厚いのは他の授業でも同様だが、ここまでSAさんが活用されているのは情報の授業だけと言っても過言ではない。


自分も学年が上がった時に、教授からSAを任され、履修者から頼られるくらいの学生になっていたい、と感じた1日であった。

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