働きながら勉強するということ
気づけばもう9月。
インターンの環境にも少しずつ慣れてきた。
と思っていたら先日、寝坊した。
いつだったかバイトに行く朝寝坊して以来。
ほんとに焦った。
しかも、絶対に間に合わない時間だった。
飛び起きて会社用のパソコンを開き、チャットに連絡をいれて、着替えて家を飛び出した。
幸い、怒られることもなく、
ベンチャー企業だから、時間厳守!というのもないし、基本的には出社時間にも決まりはないから、そんなに謝らなくて大丈夫だよ、と言ってくださった。
それでも、慣れた頃が怖い、とはこのこと。
冷や汗をかいた。
インターン先では、最近は機体をいじって調整して、その報告レポートを書いたり、必要な資料のたたき台やフォーマットを作成したりしている。
この日は、ひたすらエクセルの入力業務だった。
(欲を言えばPC1台じゃなくてモニターが欲しいです・・笑)
単純作業に聞こえるが、この業務のためにはある程度事前知識が必要になってくる。そのため、専門用語が並んだ資料をもらい、読み込み、理解して、業務に反映させる、その繰り返しだ。
インターンに入って、”働きながら勉強する”ということを実践している。
もちろんアルバイトをするのでも、働き方だったり、そこでうまくやっていく方法を身につける、という経験をしてきたけど、仕事をしながら、あるいはその仕事を達成できるようにするために、自分が知らなかった知識を頭に入れていく、という経験はこのインターンが初めてだった。
ドローン事業に携わる、という職種ゆえではあるかもしれないが、仕事をする中で自分の知識が増えていく、それによってできることわかることが増えていく、という経験はやりがいを感じる。日毎に、会社の中で交わされている会話の内容がちょっとずつわかるようになっていくのも面白い。
インターン生として入っているため、サークルなんかで知れることよりはるかにリアルだし、普通の学生生活では見れない資料も見れるようになる。だからこそ、
ドローン事業が一筋縄ではいかない難しさを持ったプロジェクトであり、制度的にも技術的にも乗り越える壁は大きい、ということもなんとなく見えてきた。
ベンチャー企業であるため、上司のプロジェクトマネジャーの方とも距離が近く(というかいつもその方に業務指示を受けたり教えてもらったりしているのだが)
”仕事”ということをどう捉えているか、という心構えも話してくださった。
例えば、エンジニアと生産部門は意見の対立も多く、そこをどううまく調整するかという力が求められ、彼らの求めるものを汲み取って、自分の知識を活かして対応するか、知識だけでなくて、どこに誰を配置して誰に何を任せるかなどひたすら考える必要がある。
プロジェクトマネジャーというと華やかなイメージがあるけど、実は地味な仕事で、そこにやりがいを感じられるかどうかだよね、と。
ここでのインターンもあと3週間ほど。
今はまだ見えてこないけど、ベンチャー企業での働き方、を考えると「この会社に撮って一番重要なところはどこで、何でお金を得ているのか」とか、「ドローン産業をどうやって広げていこうとしているのか、10年後に想像している未来、社会像はどんなものがあるのか」とか、より大きなビジョン、ビジネスモデル、みたいなことにも突っ込んでいけたらインターンとして得るものも大きい。
残りの時間で、いかに自分が求めていたもの、仕事に対する考え方、就活の軸となるきっかけを掴むことができるか、そういったことも忘れずに取り組みたい。