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研究って難しい…


17日の月曜日、研究会の授業があった。
ちなみにSFCでは、慶應の他学部とは異なり、学年を問わず研究会(いわゆるゼミ)に加入できることが特長となっているが、そんなこともあって自分も2年生から研究会に所属した。
(本当は対面で行われる予定だったが、4月後半から結局オンラインになってしまった・・・。)

自分が所属している研究会では、「社会安全に関する問題を研究し政策を提言する」という大きなテーマをもっている。そのなかで、学生それぞれが異なったテーマを持って研究を進めているのだが、授業では教科書となっている書籍の輪読をしたり、それぞれが研究の進捗状況を発表したりして、議論を深めている。

この日は自分の発表があった。テーマは自分の関心分野に近いことから、「災害対策基本法」についてまとめて15分ほどで発表する、というもの。大学の授業の一環で10分以上のプレゼンを作ったことはなかったので、構成にもなかなか苦労し前日までかなり時間をかけて準備した。
その甲斐あってか、プレゼン自体は時間通り、想定通り、スムーズにできた。(と思う)だが、周りの履修生を惹きつけるものがあったかというと、発表の仕方や資料の作り方において課題は残るだろう。


そんなプレゼンに関することはさておき、問題はここからだった。

「今回の調べを通して、自分の研究分野に関する知識は深まった?」
「そもそも自分の研究テーマは絞れましたか?」
「もともとは何がきっかけでこの分野に関心を持った?」
「どのような文献を参考にする?研究の手法は?」

自分の研究に関する先生からの質問に、はっきりと答えられなかった。

悔しい。だが、自分の関心分野・研究テーマがはっきり定まっていないことは事実だ。自分の中でもずっとモヤモヤしたものがある。現段階で「これだっ!」と熱意を持って取り組めるテーマを見つけられていない。
知識不足、勉強不足もある。これまでの経験が浅かった、ということもある。

同じ研究会の周りのメンバーが、すでにテーマを決めていて、具体的な調査・研究に進んでいる様子を見ると、素直にすごいなぁとも思うし、だからこそ直接話をして、刺激を受けたりヒントをもらったりしたかったなぁと思う。
幸い、先生との連絡はLINEを使用でき、いつでもウェルカムですと言ってくださっているので相談はしやすい。

週にたった1時間半だけの研究会。
ゼミといってもまだ自分の専攻分野にしているわけでもない。

それでも難しい。
研究するということ、それは高校までではなかったことだし、大学1年の時に書いていたレポート課題ともレベルが違う。

0からのスタートだったことを思い知らされた月曜日だった。
だけど、学べることが多いと信じて進んでいくしかないだろう。

コロナ禍、オンライン授業の大学2年生。正念場だ。

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