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リジェラボに参加して1年の変化。経営編①
前回は、リジェラボに参加して
1年の治療編のまとめでした。
老化治療や再生治療鍼を導入したことで
お客様に提供できる治療効果は格段に上がり
さらにはこれまで対応ができなかった範囲まで
対応ができるように。
そしてそれは
世の中の全ての人々がこれまで解決できなかった
仕方がないと諦めるしか無かった
大きな課題を解決することに繋がるものでした。
前回の記事はこちらです↓
リジェラボに参加して最初に教わったこと
これまで経営面についてはまだ触れてきませんでした。
リジェラボでは老化治療の導入や
再生治療鍼の技術を習得しただけではなく
マーケティングや経営についても教わります。
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リジェラボに参加した時
私はまだ開業4ヶ月目でした。
その時提供していたメニューは
主に美容鍼灸と身体の鍼灸治療。
その他に整体やカッピングなど。
開業してからは、以前勤務をしていた時に
来てくださっていたお客様方に来ていただいたり
また、チラシを1ヶ月で1万枚
自分の足で撒いてみたり。
Instagramの広告で集客をしていました。
自分で開業をしようと思ったきっかけは
お1人お1人とじっくり向き合いたいという思いと
もっと自分の時間やお金に自由になりたい。
という想いからでした。
当時、お試し初回価格が3,980円
開業した月は初回価格2,980円。
翌月から3,980円。
大体月に15人〜20人のご新規の方に
ご来院いただいていました。
初回のお試しを体験していただいた後
継続される方は回数券に移行する。
という、特に美容鍼では典型的なパターン。
その時回数券を込みにした売上であれば
開業3ヶ月後には100万円を超え、
4ヶ月後には150万円を超え
次は200万いくぞーなんて目指していたのです。
しかし、1日4〜5人ほどの枠。
月の稼動が約25日。
4ヶ月目のこの時点で
すでに予約枠は埋まり始めていました。
このまま行ったら新規の受け入れ枠がなくなる。
また、回数券を買われた方は
その後オプション等無い限り
お支払いはないわけなので
一時的に売上が上がっていっただけで
このあとは…
と不安になったことを覚えています。
そんな時、リジェラボの代表に
「回数券でまとまって入ってくるお金は前受金だから、
実際に消化したときに計上するものだよ」
と教わり、改めて計算をしました。
するともちろん月の売上はそんなに行っておらず
実質消化ベースでは40万〜60万円でした。
そしてこの先どうするかと考えると
やはり回数券では1回あたりの単価が下がる。
売上=人数×単価
どう考えても1人でやっている鍼灸院で
売上の天井は見えていました。
そして、老化治療の導入にあたり
これからどのように販売をしていくかを
毎日のように代表から教えていただいていました。
老化治療は高単価です。
もちろん安売りするようなものではありません。
そのため、老化治療を求めていて
購入したいと言われる方々へ
情報を届けていく必要があります。
「健康寿命を伸ばす」
この目的で取り組むにあたって
老化治療を1回だけすればいいという話でもなく
継続して、老化治療のプログラムや
抗老化のための商品を使用していく必要があります。
その高単価の商品を継続して購入していただく
仕組みづくりが必要でした。
そこでアドバイスいただいたのが
全てのメニュー構成を見直すこと。
そして初回の料金を33,000円にすること。
以前の約10倍の初回料金
最初33,000円と言われた時は、
正直大丈夫かな…と不安でした。
当時提供していたメニューそれぞれの
1回あたりの平均単価は1万円ほど。
しかも、物価が安い県No.1の宮崎です笑
しかし代表は
「やってみたら分かるよ。変わらないから」と
そして翌月から初回料金を大幅に変更したのでした。
その結果…
なんと3,980円の時と同じだけの新規の方に
来ていただけたのでした。
これは本当に驚きでした。
これまでは
なんとなく周りの料金設定に自分も合わせて、
最初から高いと売れないと決めつけていました。
価格を上げるにはそれだけの価値が必要。
でもそこに老化治療があるからこそ
価格に見合う、それ以上の価値を提供できるように
なったのでした。
次回【そもそも売上目標が間違っていた】