ちゃぶ台返しにもコツと経験が必要
何事もそうなんですけど、やりすぎてもダメだしやらなすぎてもダメですね。
ほどほどに済ませる見極めの察知が上手い人を尊敬するし、なんだか人生の侘び寂びを思い知ります。
4月中旬までアルバム制作に時間と集中力をかなり注いだけども、ふと「これはおれがただただ気持ちよくなりたいだけ」のフェーズに入ったことに気づき一旦クールダウンが必要と判断しました。
自分の物差しがどこまで正確はわからないけど、我を信じるしかありません。
実際のところ立ち止まってよく観察するとおろさかにしている箇所に気づくこともあります。
だいたい悩みながら制作進行してる曲だと結局そういうことになっていて、力技一本で繊細さに欠けます。
そもそもこの曲をアルバムに収録するべきなのか。
古い曲なので私情が強く反映しているだけではないのか。
というか、この曲あんまり良くないのかも。
ネガティヴを羅列して打開策を草案できなければ潔く捨てようと。
物事をひっくり返すときに感情だけに傾倒してはいけないってことは、自分が音楽制作の上で財産になっている経験です。
歌の発端は感情かもしれないけれど感情だけでは成立しません。
思考を何度も重ね塗りして景色にたどり着かねくてはいけません。
と、まずは綺麗事を述べました。
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