詩を書く 2025.1.17

今日は詩をひとつ紡ぎたいと思います

実は10年くらい前から詩ヲ書いています
きっかけは当時好きな女性がいて好きな気持ちを直接言えず
せめて詩の中では恋人同士になりたい
付き合ったらこんな気持ちになるんだろうなと思いながら書いていました
いわゆる、勇気を持てない臆病な男の妄想を描いているのです

最初は恋を始めた中学生が書いたレベルの表現力しかありませんでした。
歳を重ねるにつれて失恋やあぶない恋、報われることのない恋を
テーマにすることもありました。

あと、何故か女性目線で詩を書くことが多いですね
そこは自分でもどうしてなのかはわかりません

2,3年ほどしばらく書いていなかったんですけど
久しぶりに書きたいし、過去に書いていたものを紹介したいなと
そのためには前置きが必要だったからなのです

というわけで軽くになるんですけど詩を書きます

Last Kiss

最初で最後のキスは
ほろ苦く淡いにおいを感じた

何を想うんだろう
何を想っているんだろう

確かめたくて抱きしめた身体を離したくなかった

いつまでも感じていたい
いつまでも繋がっていたい

目を開くともうキミはいない
残ったのは微かについた口紅だけ
唇に触れるたびにずっと残っている

君が好きだった歌が流れるたびに
もう一度やりなおしたいと思うたびに
深い迷いの森にさまよう

逢いたいと思うたびに
重ねた唇の匂いを感じるたびに
深い海に沈んでいく



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