共通テスト後から始める“緊急”小論文対策【小論文.comの受験情報】
受験生の皆様、共通テスト大変お疲れ様でした。これまで共通テストなど他教科の勉強を優先し、まだ小論文に手がつけられておらず不安な気持ちを抱えている受験生も多いようです。ここでは、小論文対策が万全ではないという場合でも、できるだけ短時間で小論文を攻略したいという方に向け、これからでも間に合う基礎的な対策をご紹介していきます。
【1】小論文に対策が必要な理由
受験生の間で、「小論文対策なんてしなくても日本語が書ければ受かるよ」とか、「ただでさえ英語や数学の勉強で手一杯なのに小論文に費やす時間なんかないよ」といった声をよく聞きます。正直、このような話を聞くと「なんてもったいないんだ!」と思います。
確かに、共通テストを利用し二次試験で英語・数学・国語・理科・社会のような科目が課されている大学を第1志望にしているような場合で、英語や数学といった主要科目がまったく合格ラインに達していないのであれば、優先順位としてはそちらを優先すべきかもしれません。また浪人を覚悟して受験をしていて、特に第1志望ではない大学受験の小論文学習に手が回らないということであればある程度理解はできますし、仕方がないともいえます。しかし、主要科目がそこそこのレベルにあり、まったく小論文対策をしてないのであれば小論文の勉強をすべきであると断言できます。
詳細はこちらの記事をご確認ください。↓↓↓
【2】小論文と作文の違いは何か
一般的に学校で小論文を学習しないために起こる最大の誤解は、小論文と作文をほぼ同じものとして捉えられてしまっているということです。小論文.comにも「私が受験をするのは作文試験なのですが、小論文.comで対応できますか」といったご質問・お問い合わせをいただくことが多くあります。
結論からいえば、一般的に作文試験と呼ばれる試験の中の約95%は、実質的には小論文・論文をベースにした文章を書く必要がある試験です。
なぜそのようになるのかについて詳細はこちらの記事をご確認ください。↓↓↓
【3】小論文に欠かせない「論理」とは何か
小論文とは、ある事柄に関して論理を使って自分の意見が正しいということを読者に納得させ証明していくもので、自分の主張を論理で説明するものとでも言えるでしょう。読み手を納得させ、証明していくには作文のように自由気ままに語るわけにはいきません。論理とは「議論や思考を進める道筋・論法」のことです。
「論理」についての解説はこちらの記事をご確認ください。↓↓↓
【4】小論文の段落構成を理解しよう
前述の通り、小論文には結論に至るまでの過程をいかに表現するのかが重要です。そのような展開していくには次のような段落構成が望ましいといえるでしょう。
上記の枠の中で自分の知識を総動員して論理を展開していけば、説得力のある素晴らしい論文を書くことができるはずです。
【5】小論文の「型」を理解しよう
小論文試験において「型」と呼ばれるものが大きく分けて4種類あります。
詳細はこちらの記事をご確認ください。↓↓↓
【6】小論文は「読みやすい字」で書く
小論文.comでは各々のレベルに沿った指導をしているわけですが、まずは無駄な失点をする可能性を排除するためにも、読み手にとって読みやすくなるような文章を書く細かい技術について少し考えていきましょう。
試験官もやはり人間ですので、汚い字で書いたり読みにくい文章にすると、どれだけ論理展開がしっかりしていてもついつい減点してしまいがちになってしまいます。まずは出来る限り読みやすい字で書くことを意識しましょう。これは決してきれいな字ということではありません。 字が汚い人はそれだけでどうしようもないというわけではありません。きれいな字と読みやすい字は別のものなのです。
読みやすい字を書く1つのコツとして、下記の記事でマス目の中の文字配置について説明しています。詳細は下記をご覧ください。↓↓↓
【7】小論文の文末表現は「だ・である」か「です・ます」か
小論文において、文末表現を「だ・である」にするのか、「です・ます」にするのか、どちらにすべきなのかということでご質問をいただくことがあります。
結論から言えば、基本的にどちらかに統一する必要があります。小論文の場合「です・ます」の表現は、一方では丁寧で柔らかい印象を与えますが、他方ではまどろっこしくしつこい感じがしてしまいます。 論理展開を重要視する小論文においては、このようなまどろっこしい表現は好ましくないといえます。
したがって、小論文を書く上では「だ・である」の表現に統一するのが望ましいといえるでしょう。
文末表現については、下記の記事でも考察しています。↓↓↓
【8】小論文のために普段の生活の中でやっておくべきこと
しっかりした論理展開をしていくためには、対比や例示のような論理テクニックをしっかり使えなければなりません。このような論理テクニックを使うためには、自分の主張とは反対の主張や、自分の主張の論拠となるような分かりやすい例などを考えておく必要があります。
つまり、新聞やテレビのニュースなどで、自分の主張に近いものだけでなく、様々な種類の知識を吸収しておかなければなりません。
そのような普段の生活での意識が小論文をスムーズに書かせてくれる助けになるのです。それぞれのニュース等に対して自分の意見をしっかりと持ち、その論理を意識しながら生活するようにしましょう。そのように毎日を過ごしていると、自然に論理的思考力が身についてきて、試験の時にどのような課題が出題されても簡単に答えていくことができるようになります。
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【9】小論文.comの対策
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