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怒涛の2024年大慌てまとめ

また今年が終わるぞ!!!!?
今年もnoteは大して更新していませんでしたが、恒例となってきた1年のまとめを大慌てでやっていこうとおもいます。とても濃い1年だった……。



元旦から大揺れ

まずはこの件にはどうしても触れねばならない……。元旦、人生でいちばん大きな地震にあいました。生きてきたなかで最も「死ぬかも」と思った。津波がくるから逃げて、テレビを消してすぐに、いや消さなくていいから、今すぐとにかく逃げて!!!!!とテレビにうつるアナウンサーさんが絶叫する姿が今でも鮮明に思い出せます。
大きな揺れの後も余震が長く続いて、年明けからしばらくは部屋の空気のパキッとなる音(あれ、伝わりますよねこの現象?)とか、ちょっとした生活音にもビビりまくって動悸が止まらない日々でした。怖かった。

ただ幸い私の居る地域は被害は比較的少なく、有難いことにまわりの人もみんな無事でした。もっともっと酷かった地域はどんなに恐ろしかったろう。同じ県内でもかなり被害の差が激しくて、あまりテレビで報道されていなくても大変だった場所がたくさんありました。心理的にも身近な場所が大変なことになって、とても悲しくやるせない気持ちがずっとあります。被害に遭われた方々が心穏やかに過ごせる日が一刻も早くくることを心から願います。

とかいいつつ、自分たちののことで手一杯でなーんもできとらんのやけどね。僅かな募金くらい。口だけ綺麗事野郎で嫌になりますね。親も段々と老いていくわけで我が家を守れる人間は自分しかいない気がしてきているので、まずは自分の家族や周りの人のためにできることを考えたいです。

しかし人間って良くも悪くも上手に忘れるように出来ていることも最近すごく実感します。きっかけがあれば身体は思い出すようで少しの揺れでも手足が震えたりはしますが、通常はまったく普通に生活できるようになっていきました。なにもかもなかったみたいに。それもまた恐ろしいことだなあと。気を抜いたらだめだ、忘れちゃだめだと思いつつも気を張り続けるのは疲れちゃうし実際無理なので、忘れるべきでないことは忘れずに自分がやれることはやっていく、そして備えだけは万全に、ということは心がけていきたいです。ほんとは忘れてたいけどね。地震もうこないで。本当に、お願いだから。

こんな1年のスタートだったので、奇跡的にたまたま自分はこれまで生きてこられている、というか、生かしてもらえてきたことへの感謝とか不思議さとか、1秒後さえ未来はどうなるかわからないことへの実感とか、そういう、今まであまりリアリティをもって感じたことのなかった気持ちをたくさん感じる年になりました。

またあまりに個人的な話なので詳しくは書きませんが、地震関連以外にもいのちの終わりについて真剣に向き合って考える機会が多い1年でもありました。難しいテーマだけど、これからも何度も考え続けるのだろうな。

30歳になたよ

わたくしは30歳になりました。
数字が増えても中身がずっとなんも変わらなくて、こんなで大丈夫なのか自分……と漠然とドン引きする部分はありますが、案外年齢を重ねることに悲観的な感情はなくわりと30代楽しみだなという気持ちが大きいです。多分もっと楽しそうな若々しい40代とか50代をたくさんみているからかな。人生の先輩たちに続いて、軽やかに歳を重ねてゆきたいなと。

世間からそろそろしっかり追い立てられはじめている「家庭をもつ」みたいなことは、そういうレールに乗っていない生きにくさは感じているし絶対に結婚しない!みたいな頑なな意志があるわけでもないけど……
パートナーなし30歳独身、今が正直めっちゃ楽しくてなあ。後々後悔することもあるかもしれないけど、結婚したり出産したりしたってそれは同じことなので、1度きりの人生、とにかく自分が楽しく生きられる人生を探っていきたいな、なんて。それこそいつまで生きるかもわからないし、生きてくためと大事にすべき人のため以外にしたくないことしてる暇なんてないよね、なんてなんて。言い訳みたいになりますが。

ま、あとは野となれ山となれ、という感じでいきましょう。


ポルノグラフィティがデビュー25周年を迎えた

自分のことや家族・友達のこと以外で、記念日がくるのがこんなに自分のことのように嬉しいひとがいるのって、きっとラッキーなことですよね。応援しているバンドのポルノグラフィティが今年25周年を迎えました。

私が本格的に好きになったのが「もうすぐデビュー10周年!」と言っていた頃だったので、もう15年以上のお付き合いということになります。人生の半分以上、しかも10代の青春真っ盛りの頃から彼らの音楽と共に生きてきて、まさに「人生と共にある音楽」という感じ。そんな自分にとって特別なバンドの周年イヤー、とっても特別な年でした。

久々のアリーナツアーから始まり、彼らの大切な故郷・因島でのイベント、そして5年ぶりの大規模ライブ。しかもバンドにとってもファンにとっても私個人にとってもすごく思い入れのある、横浜スタジアムでのライブ!結局因島行きは断念したけど、楽しい情報が絶えないお祭りのような日々が続いてずっと楽しかったです。

ポルノのライブには今年4公演行けましたが、特に印象深かったのが19th LIVE CIRCUIT「PG wasn't built in a day」名古屋公演。

年明けで地震から少ししか経っておらず「行けないかも」「行っちゃ悪いかも」「自分らだけ楽しんでいいのか」「最悪もっとでかい地震で先にしぬかも」など色々思いながら迎えた今年初のライブだったので、ライブが始まった時点で色々な感情でぐっちゃぐちゃでした。でも行ってよかった。行けてよかったです。始まってしまったらもうその時間だけは幸せしかなくて、こういう時間があるからそうじゃない時間も頑張れるなと、改めて思いました。

その日はポルノにとって久しぶりの、観客の声出し解禁ライブの初日で。特に2021年のリリースから「いつかまた一緒に歌おう」という彼らとファンとの約束の1曲になっていた楽曲テーマソング。約2年半あんなにも予行練習を重ねてきたのに実際歌える時がくると泣きすぎて全く上手に歌えなかったけど、岡野さんが心から嬉しそうに「やっと、一緒に歌えるね!!!」と叫んで、横でにっこにこの顔した新藤さんが元気に歌う客席を眺めていて、大好きなライブが世の中から唐突に消え去ったあの時からずっと観たいと願っていた最高の景色を観ることができました。

で、ポルノグラフィティさん、歌っていいとはいえ、どんだけ歌わせるねん!盛り上がらすねん!という感じで全力で楽しんだ結果、ライブ終了後軽めの熱中症?酸欠?で倒れかけて猛反省した思い出も。でもそれくらいに盛り上がった熱い熱いライブでした。やっぱり、ロックのライブは声を出して盛り上がれるともっと楽しいですね。

何より、25年経っても尚わたしの前を走り続けてくれていて、25年経ってもずっとかっこよくて、こんなにも長い時間ずっと好きでいさせてくれる彼らにあらためて感謝が溢れた1年でした。これからもその背中を追いかけさせておくれよ。

趣味:観劇 です

いよいよ「趣味:観劇」と堂々と言えるんじゃないでしょうか?というくらいに、たくさん舞台も観ました。

・ソング・サイクル ミュージカル「雨が止まない世界なら」2公演
・ミュージカル「この世界の片隅に」
・劇団四季 ジーザス・クライスト=スーパースター[エルサレム]
・ミュージカル「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜」4公演

あのー、少し前まで年間0公演だった人間が年間8公演みるようになったのは、かなり順調に「育って」ますよね?どこぞのクロネコさんの仕業かな?

どれも良かったのですが、やっぱりビリーに出会ったことが今年は大きかったですね。温泉みたいにミュージカルの沼に胸くらいまで浸かってふーって言ってたところに、イギリスの炭鉱夫たちがわちゃわちゃっと走り込んできてあっという間に頭まで沈めていった、そんな感じでした。なんだかわかんないけどnoteも気が付いたらビリー関連で3つも書いていたものね。

かたすミュで念願の生・海宝直人さんを拝見できたのも大変嬉しかったです。かっこよかったな~!大原櫻子さんと音月桂さんの歌唱がとても素晴らしかったし、作品自体もすごく刺さりました。アンジェラ(敬意をこめて)の曲はいちいち良いし。「涙がでること」が良作の基準とは思わないですが、かたすミュは、見終わってからロビーにでて、会場を出て、駅まで歩いて、ホテルに戻ってごはんを食べていても、感想を話し合いながらまだ泣いていた、そんな作品でした。

ちなみに「この世界の片隅に」は原作未読だったのですが予習のために漫画も読んで、この作品に触れるきっかけをもらえたことがまずありがたかったと強く思いました。演劇を見るようになっていちばん良かったことは、知らなかった世界を知ったり、想像したりすることへの入り口をたくさんもらえることかもしれません。

今年は上記8公演以外にも配信や映像作品もたくさん観てとっても楽しかったです。こまつ座「連鎖街のひとびと」、舞台「千と千尋の神隠し」、ミュージカル「無伴奏ソナタ」、「この世界の片隅に」配信2公演、まだあったっけな…?
映画「オペラ座の怪人」もリマスター版で小学生ぶりに見てすごく良かった。あれは劇場で浴びるべき作品ですね。ミュージカル関連の円盤もいくつかゲット。あ、あとヅカオタの友人からの布教で宝塚の過去公演映像も数公演みたな。

今も、もう後戻りできないよぉ…沼が、沼がふかい……もっともっと演劇観たい………というふうに、絶賛ずぶずぶと沼に沈んでいる最中です。
ああ、新しい世界に出会えて楽しいな、ありがとうクロネコさん。

好きなひとたちに“会った”

今年は好きなひとたちにたくさん会えた、そしてなんだか近くで会えた、え、こんなことある??が続いた奇跡の1年でもありました。

やっぱりいちばんは、高橋優「ONE STROKE SHOW〜一顰一笑〜」終演後のミーグリ。ライブ空間で会えるだけでもスペシャルなのに、ライブを終えた高橋さんに直接会えるなんてもうとんでもない出来事で、一生分のご褒美をもらったような気分でした。しかもその日、毎日楽しみに読んでる高橋さんのブログで少しだけお話した内容に触れてくださっており(!)(同じ内容のお話を私だけにしているわけじゃなさそうなのでこれ絶対私のことで〜す!というあれではないですが)。私の中ですごく大切な思い出になった2人でお話した時間があちらの記憶の中にもちゃんと存在するんだ…!という当たり前だけど奇跡的な現象に感動が止まらずどうにかなりそうで、朝まで一睡もできず泣きながらnoteを書いたものです。

あれからこの世に絶望しそうになったときは、一緒にダブルピースして撮ってもらったチェキを眺めては、高橋優とわたしが並んで笑ってピースしてる…!と毎回新鮮にびっくりして感動した後に、私の平和はここにある…と心の平穏を保つことができています。一生の宝物です、ありがとうございます。

ほかにもどう書いても良席マウントになってしまって誠に申し訳ないですが、運良く良席に恵まれること多数、近くで好きな人たち(等身大)を観測できること多数で、今までにない奇跡のような出来事連続な忘れられない1年になりました。

そんなこんなで、ライブ・観劇など全てをあわせると今年は全部で14公演!好きな人たちや聴きたい音楽たちにたくさん直接会いに行けました。やりすぎちゃった感もあるけど後悔はしていない。数年前の自分に教えてあげたいくらいです。楽しかったなあ。好きな人たち、今年も本当にありがとうございました。あなたたちのおかげでめちゃめちゃ生きたいです。


健康って何よりも素敵⭐︎

こんなにたくさん色んな場所に行って好きな人たちに会いにいけた1年、健康な身体あってこそのもの!ここ数年は持病の潰瘍性大腸炎が再燃していてかなり苦しんだのですがようやく合う薬が見つかり、今年は春以降くらいからずっと調子良くいられたのがなにより幸せなことでした。

健康って本当に素敵!体調の心配せずに遠出したり長時間の観劇したりできるのって素晴らしい!いろんなものが美味しく食べれるって最高!ありがたい!当たり前じゃない!と心から実感し続けた今年でした。本当に、当たり前のことなんて何もないですね。今年はこれに尽きるな。当たり前のことなんて何もないのです。あ〜できることならずっとこのままがいいな。

来年は

なんといっても高橋優がメジャーデビュー15周年を迎えるので、きっといよいよ本当に秋田に行くことになるのではと思っていますが、果たして実現できるのか。とりあえず行くと言っておけば本当のことにできそうなので書いておきます。秋田行くぞ行くぞ行くぞ。
その前にツアーももちろん行きます。久々のアルバムを引っ提げたバンド形式のツアー、とても楽しみです。バンドの真ん中でエレキかき鳴らす高橋優にはやく会いたくてたまらないです。全力で祝う心の準備だけは万全だからね。2025年を一緒に駆け抜けさせてもらうつもりです。

そして気になる舞台も困るくらいに多く、年明けの憧れの帝劇レミゼから始まり、屋根の上のヴァイオリン弾き、キンキーブーツなど盛りだくさんに予定が控えています。これでまだ最推し俳優さんの来年の予定がまだほぼわかっていないのが恐ろしいです。きっとまだまだ増やしたくなるので欲張りすぎず、身の丈にあった観劇ライフを満喫したいと思います。くれぐれもお財布・休日・体力のご利用は計画的にお願いしますね、来年の自分。

ぽるの兄さんたちは、心ゆくまで光合成したり趣味を楽しんだりしてエネルギーを蓄えて、のびのびと創作して、表で動き出すときは一緒にお祭り騒ぎさせてくださいね、という感じで。

まずは自分の健康と周りの人をいちばん大切にすることは忘れずに!しゃーなし明日からも変わらずぼちぼちもりもり働いて、来年も特別な時間を追いかけて後悔ないよう生きたいと思います。

自分も、大切な人たちも、そのまた大切な人たちも、そのまた大切な人たちも、みんなが好きなことを好きでいられる日々でありますよう祈りをこめて。楽しいことたくさんであれ。みんな安心して暮らせる毎日であれ。災害起こるな。戦争なくなれ。どうか良い年になれ2025。

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