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古すぎる日本のリーダー像のせいで、女性活躍が阻まれている

本日はこんな記事を見つけました。

トーゲル教授はセミナーや講演などで参加者から「自分はどんな人間か」を一言で表現してもらっているが、その言葉を男女別に見ると非常に興味深い。女性からは「人の役に立つ」「手助けを惜しまない」「チームワークを重視する」「優しい」「協調的な」「面倒見が良い」というキーワードが挙がる一方、男性からは「自信がある」「野心的な」「自立している」「失敗を恐れない」「実行力がある」「積極的な」という言葉が多い。

これまで理想のリーダー像に必要だった要素は「自立」「積極的」「実行力」だったかもしれない。だがトーゲル教授は、「変革型」においてもっとも重要なことは「メンバーを尊重することだ」という。そして「男性よりも女性の方が、変革型リーダーシップの資質がある」と分析している。

確かに男女別の自己分析の結果を見ると、女性の方が「他者への共感」を自分の特性だと考えている人が多い。さらに「変革型」を構成するのは4つの要素、①信頼②モチベーション③刺激④コーチングだが、様々な研究からこれら全てにおいて、女性の方が得意であることもわかっている。

日本の企業で女性の管理職や役員が増えない一因は、時代が求めるリーダー像が変わってきていることに気づいていない経営層が多いこともある。もしくは気づいていたとしても、そのことを認めてしまうと、これまで男性たち自身が築いてきた「理想のリーダー像」が崩れてしまうことを恐れているのかもしれない。
上記記事より

以前ポーラ社長の及川さんの話を動画で聞いた時、男:女が50:50で入社しているのだから、女性の管理職比率を50%に上げる(現在30%)とおっしゃってたのを思い出しました。

そもそも50%→30%になってしまっている現状に対して、なぜ?おかしいだろう、という気持ちでフォーカスしており、今当たり前になっている環境要因を疑って考え直している点が印象的でした。

不公平を産む暗黙知のあたりまえが、まだ日本の企業、社会には多いですよね。疑って、壊して、作り変えていくべきだと思います。

本日は以上でーす。
しょーじん

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