「力が欲しいか!?」Lineage リネージュ昔話外伝005
これまでのあらすじ。
ボスを狩るためにチームのメンバーを集めてきたものの、敵対勢力に阻まれ、思うようにボスを狩れなくなりました。
そして我々は敵対勢力と徹底的に闘う道を選びます。
ここまでの経緯を読んでみたいと思ってくださった場合は、次のマガジンをご覧ください。
リネージュにおける単純な戦闘は、キャラクターの質と量により勝敗が決まることが多いです。
我々はキャラクターの質において負けていたわけではありませんが、敵対勢力は、よりボス狩りと対人戦に向いたチーム編成でした。最も大きな違いは回復役となる魔術師の人数でした。
量は人数のことですが、活発に活動している人数という意味では、彼らの方が多かったと思います。
質の点で、まず変化が見られたのは、アデナ(ゲーム内通貨)が貯まってきたことにより、「パワーグリップ」というスキルを習得した仲間が増えてきた点です。
このスキルが、敵対勢力の回復役である魔術師を倒すことに、非常に向いているスキルでした。
魔術師は様々な魔法を使えるクラスですが、近接戦闘では最も脆弱です。
そのため仲間に回復魔法を使いながら、追われれば逃げ回るというスタイルでした。
しかしパワーグリップは対象のキャラクターを目の前に引き寄せた上に、短時間の間、移動不可状態に陥らせるというスキルです。
敵対勢力の魔術師に対して使用してみた印象では、これを使われた魔術師は「そのまま死ぬ」か、それが嫌なら「帰還スクロールなどでその場からテレポートする」しかないようでした。
これによって、逃げ回りながら回復魔法を使う魔術師たちを、戦場から撤退させることが容易になりました。
ただ復帰が簡単な場所であれば、すぐに相手の魔術師が復帰してくるため、撤退させるペースと、相手の復帰ペースの、どちらが早いかという闘いになっていたような気がします。
魔術師がいない状態で殴り合えば、我々の方が勝つことも多くなってきました。
さらにメンバーの1人(「ガープ」さんだったと思います。違ったら訂正します。)が「チャージ」という、名誉コイン90万枚が必要なPK専用の高額スキルを取得しました。
「どうしても敵対勢力を倒したい」という想いが現れた行動だったと思います。
(かなりの額の課金、そして引きの強さもないと、手に入らなかったのではないかと思います)。
※課金で名誉コインを手に入れる場合、1万枚から50万枚コインがランダムに出るという箱を手に入れることになります。しかも無制限に購入できるわけではありません。限度まで課金した上に、30万枚や50万枚を引き当てないと、手に入らなかったのではないかと思います。
また、一緒に闘ってくれそうな気概がありそうな方を中心に勧誘を続けていた結果、量・質ともに我々Storm血盟には素晴らしいメンバーが集まってくれました。
狂戦士ランキング、そして全キャラクターランキングでの1位である「せんぷうきマン」さんをはじめとした高レベル狂戦士の面々。
※この時点ではランキング上位ではありませんが、他のスクリーンショットに写っている「バイト戦士」さんは、サーバーの終盤まで意欲的にボス狩りを続けられていたことが強く印象に残っています。あとはスクリーンショットの時期より後に加入された「JimiHendrix」さんも名前の印象と相まってよく覚えています。愛称ですか?もちろん「ジミヘンさん」です(JimiHendrixは有名なミュージシャンの名前です)。
初期から回復役として前衛を支えてくれたエルフの「メインクーン」さん「癒し系」さん、そしてエルフランキング1位の「零戦」さん。魔術師の方も徐々に増え、回復役も揃いつつありました。
※「零戦」さんはこのスクリーンショットの時点では、血盟には入っていなかったのですが、我々が敵対勢力と交戦していたところ、共闘して下さいました。その助力もあって、この場面では我々が敵対勢力を退けることができました。こちらから零戦さんを血盟にお誘いしたところ、後日仲間の方とともに加入してくださいました。
辛酸を舐めさせられ続けた敵対勢力との闘い。これほど仲間が充実してきても、未だ我々が若干劣勢ではありました。
それでも闘い始めた当初のことを思えば、ずっと対等な闘いになるようになってきていたのです。
私を含め、皆、モチベーションが高まり続けていたと思います。
しかしこの後我々も敵対勢力も予期していない、大きな変化が訪れることになるとは……
続きます。
締めくくりに。
今回はいつもの記事と趣を変えて、雑談的な内容で2つほど。
1つ目。
君主ランキング1位は、レベル80以上の君主を何体も育成されていることで有名?な「あひるん」氏でした。
このグンターサーバーの全体ランキングでも、ずっと上位にいらっしゃいました。いったい何体目の君主なのでしょうか……
こういう拘りを持ってプレイしていそうな方は、見ていて楽しいですね。普段は違うサーバーでプレイされていて関わる機会のない方なので、「グンターサーバー内で声をかけてみればよかった」と、今更ながら思っております。
2つ目。
血盟メンバーでもあった、エルフランキング1位の「零戦」さんについてですが、この方、血気盛んすぎて1週間のチャット禁止を喰らっておりました(笑)。
聞いたところによれば第1回グンターサーバーでも同じ勢力と敵対関係にあったらしく、私以上に「徹底的にやりあってやる!!」という気持ちが強かったのではないかと思います(今回が第2回グンターサーバーです)。
零戦さんは確かに暴言といえるワードを発言したようではありますが、PC版では中国人プレイヤーがよく発言していた言葉です。今の方が厳しくなったのかな?
20年ぐらい前にPC版をやっていた方なら、きっと日常的に目にしていたと思います。ピンイン(中国語のローマ字打ち)で、よく中国人プレイヤーが吐いていたあの暴言です(笑)。
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