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認定理学療法士(運動器)/フットケアトレーナーとして、足のことや靴のことに関する正しい情報発信をしていきます!

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最近の記事

アキレス腱炎には遠心性トレーニング!

アキレス腱炎は靭帯でも最大の腱の大きさを有していますが、障害発生が非常に多い部位でもあります。 一般的にアキレス腱の圧痛、腫脹、耐荷重量の低下はアキレス腱障害を有していると判断されます。 アキレス腱炎はランナーに多く発症すると言われていますが、Rolfらは1/3の症例はデスクワークなど座る時間が多いライフスタイルのヒトに発症すると報告しています。 アキレス腱炎はアスリートだけでなく、一般に運動してない人にも発症しやすい病態となります。 Paavolaらは急性期から亜急性

    • 足底腱膜炎に対してストレッチは有効か?

      足底腱膜炎は40-60歳代の方に多い足の裏に痛みを訴える疾患です。 体重をかけたときの痛みと朝起きて動き出したときの痛みが特徴的な症状です。 Neufeldらによると保存療法(手術などをしない)で90%近い方の症状が改善すると報告されています。 しかし、症状が改善せず慢性化して痛みが長引く症例もいます。 慢性化してしまうと、体外衝撃波療法や手術といった治療になるため、症状が出たら早めに対処することが重要になります。 足底腱膜炎の病態やリスクファクター、一般的な治療方法につい

      • 足部アーチを臨床で測る!

        足部のアーチ構造は衝撃緩衝と安定性というヒトにとって非常に重要な機能を有しています。衝撃を受けた際の緩衝作用が破綻すると、たちまち足部・足関節周辺に障害をもたらします。 そのため、足部アーチの評価は非常に重要になります。 足部アーチは内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチがあります。各アーチの構造や機能については他の方にお願いして、 この記事では「アーチを臨床でどのように計測するか?」をテーマにして話しを進めていきたいと思います。特に内側縦アーチおよび横アーチの臨床で測定

        • 自己紹介

          <プロフィール> 氏名:中村翔 年齢:33歳 家族:4人(妻、5歳長男、1歳次男) 資格:理学療法士    フットケアトレーナー    3学会合同呼吸療法認定士 <足の保健室として情報発信する活動の想い> そもそもなぜ理学療法士になったのか? それはある事件がきっかけとなりました、、、 高校時代に剣道をやっていました。小学1年生からやっていたので、かれこれ12年位やっていましたね。長野県内ではまーまー強かったんです。 事件が起きたのは高校3年生の高校総体予選の2週間前