将棋JK日記#7〜4人そろって(3日目#2)〜
前回までのあらすじ
体験教室にやってきた将棋を知らない4人のJK。
2週目(2日目)来たのはAとBだけ。
あとの2人はやめてしまったと思いきや
3週目(3日目)は4人ともやってくる。
来なかった間に自分で少し勉強した成果を発揮していく。
場所を移して
4人がやってきて
2人組に分かれて別々の場所で対局。
今日の教室は人が多く
4人で練習できる場所を確保できなかったので
場所を移すことに。
今日の指導
将棋盤と駒を持って
小部屋に移ると
みんなせっせと駒を並べ始めました。
なんか、ほっといても勝手にやりそうだなーと
思っていたのですが
誰と誰がやるか?ジャンケンしながら
指導対局
指導対局というと、強い人が指導しながら相手を導きながら考え方などを伝授する対局です。
プロ棋士の場合だと、1対複数人(プロ棋士1人が複数人と同時対局)を行うので、対局終了後に「あと場面はこうした方がよかったね。」などと伝授します。
しかし、この方法は下手(教えてもらう方)がその場面のことを覚えていないこともしばしばあるもの。
今回は、対局途中に止めて問題やヒントを出しながら考えてもらう指導を行いました。
指導開始
いよいよCとDに対局してもらうことに。
その周りに、私、A、Bが見守っています。
ちなみにCの隣にはAが、Dの隣にはBが座っています。
最初は顔色をうかがいながら
おそるおそる指し進める2人。
20手近く進んだ場面で
Cは相変わらずのほほんとした反応…
Dはじっと盤面を見つめています。
やはり1回多く勉強した成果なのでしょうか?
AとBの読みの早さに圧倒されるCとD。
いつしか対局しながら
CはAに、DはBに、
こんな感じ?と聞きながら指し進めていきます。
そして、気付いたら2時間が経過。
教室を占める時間になり
私「そろそろ、帰ろうか?」
4人「うん・・・」
かなり没頭していました。
帰り際には、
私「初心者用講座作ってきたのだけどいる?」
B「ほしいです!」
A「私も!」
C・D「とりあえず・・・」
A、Bはかなりやる気になってくれているようでよかった。
また、来週の楽しみができました
さて、今日はここまです。
次回をお楽しみください。
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