将棋JK日記#14〜将棋って楽しい!〜
前回までのあらすじ
1ヶ月半前に将棋を始めた2人のJK。
はじめての大会に出場してみるも、全敗。
しかし、相手をもう一歩というところもまで追い詰めることができる。
同じ学校から複数名参加したところがなく、思いがけないご褒美、
団体戦の全国大会出場を獲得する。
意気込み
思いがけないチャンスを獲得したA、B。
将棋をやっている女子は少ないようで、特に同一校から複数部員が存在するのは稀になってきているようです。
少子化、部活の多様化、指導顧問の不在、、、
いろいろと問題があるかもしれませんが、それはまた別の話…
はじめて間もない自分たちが、惜しいところまで追い詰めたことでより将棋にのめり込む。
代表獲得からよりいっそうやる気が出てきたのか、もうちょっと練習行きたいです!と。
ぜひぜひ!との気持ちでOK返答。
本との出会い
いつものように対局をする2人。
詰め将棋も少しずつ解けるようになり、駒の動かし方も間違わなくなってきていたので、いよいよ戦法を教えることに。
最近ではAIにより、戦法や囲いが見直されたり、新たなものが出てきていますが
やはり初心者は長年人類が歩んできた基本をおさえるのが上達への鍵。
そこで、2人には、囲い、攻め方、終盤の攻め方、詰め将棋の4冊を提示。
この辺りが今の実力では手頃なところだよ、と紹介すると、
2人で4冊とも借ります!
読み終わったら交換しよ?
このやる気が素晴らしいですね。
ほんとうに楽しみです。
全国大会まであまり日がないのでどこまで定着するか怪しいですが
少し希望が見えてきました。