四季折々の美しさが広がる書写山圓教寺、ロケ地としても人気のパワースポット!
こんにちは!今回は姫路市のパワースポット、書写山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)をご紹介します。兵庫県姫路市に位置し、京都の清水寺や奈良の長谷寺と並ぶ西国三十三所巡礼の第27番札所です。958年に性空上人(しょうくうしょうにん)によって開山され、約1,000年以上の歴史を持つ寺院です。標高371mの書写山にあるため、山の上からは美しい自然とともに、広大な景色が楽しめます。
・書写山圓教寺の魅力的な見どころ
1. 摩尼殿(まにでん)
書写山圓教寺の本堂であり、重要文化財にも指定されている摩尼殿は、山頂にそびえ立つ大きな舞台のような建物です。木造の柱が立ち並ぶ壮大な造りで、清水寺を彷彿とさせる絶景の舞台からは、四季折々の山の風景を眺めることができます。摩尼殿はまた、映画『ラストサムライ』をはじめ、歴史ドラマなど数々の撮影場所としても使用されており、ファンにはたまらないロケ地巡りとしても注目のスポットです。
2. 食堂(じきどう)と常行堂(じょうぎょうどう)
この二つの建物は、書写山の修行僧たちの生活や修行の場として使用されてきました。食堂は木造で、平安時代に建てられたという歴史的な重みが感じられる建築物です。また、常行堂では、かつて修行者が仏法を日夜説いたとされ、神聖な空気が漂います。この場所に立つと、千年の歴史を感じながら、静寂の中で心を落ち着けることができます。
3. 大講堂(だいこうどう)
書写山の中心的な建物である大講堂は、僧侶が学問や修行に励んでいた場所です。周囲には四天王像が安置されており、威厳と神秘に包まれた雰囲気が広がります。この大講堂は重要文化財にも指定されており、訪れる人に感銘を与えています。
4. 紅葉の季節
書写山圓教寺の紅葉シーズンは、秋のハイライトともいえる美しさです。モミジが色鮮やかに染まり、赤や黄色、オレンジの色合いが境内を彩ります。摩尼殿から望む紅葉風景は圧巻で、写真映えも抜群です。秋の山頂からは、姫路市内の景色も一望でき、紅葉狩りをしながら自然と一体になる感覚が味わえます。
・アクセスと巡礼の旅の楽しみ方
書写山圓教寺へは、姫路駅から神姫バスで「書写ロープウェイ」駅まで約30分、そこからロープウェイで山頂まで約4分でアクセス可能です。山の中腹から山頂へ向かうロープウェイからは、書写山の豊かな自然や遠くの景色を眺めることができ、心が癒されるひとときとなります。ロープウェイの終着駅からは、摩尼殿までの散策路を歩きながら、自然の中で季節の移り変わりを感じつつ寺院へ向かうことができます。
・書写山圓教寺の歴史的意義と今の魅力
この寺院は、修験道の霊場としても知られており、長い歴史を持つだけでなく、今日も多くの巡礼者や観光客に親しまれています。心を静め、内省する時間を過ごせる場所として、また日本の歴史や文化を深く感じる機会として、書写山圓教寺は訪れる人にとって特別な体験を提供します。姫路城と合わせて訪れることで、兵庫の歴史と自然を満喫できるスポットです。
書写山圓教寺は、日本の豊かな文化遺産を知り、心を整えるために訪れる価値が十分にある寺院です。是非訪れてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?