致死性の不整脈(ブルガダ症候群)との闘い 第5話
6/24 午後
病院に着き、24時間心電図を取り外し予定していた検査へ。
名前忘れちゃったけどもう少し詳しく見れる心電図とトレッドミル(ランニングマシーン)を使った血圧と心電図の測定を実施。
いい汗をかけました笑
この後母上と合流し診察へ。
24時間心電図の解析は発作もなかったので問題なし。期外収縮の回数も通常数回〜数十回あっても正常なところ2回と優秀な結果とのこと。
エコーをみても心臓の弁は問題なし。
トレッドミルでの運動検査も問題なし。
心電図も右脚ブロック以外は初見なしではあるものの、最初に循環器内科で測った心電図の波形はブルガダ症候群の特徴が見受けられるのでカテーテル検査を勧めたとのことでした。
このカテーテル検査を簡単に説明すると、足の付け根の鼠蹊部からカテーテルという電線を血管の中に通し、心臓まで伸ばして微弱な電気で刺激して心室細動を誘発する検査です。
心室細動は致死性の不整脈(心臓を動かす電気信号が不定期に乱れまくること)によってほぼ心臓が止まっている状態に陥ってしまうこと。
この状態から正常の心臓の動きに復帰しなかった場合、5分程度で死ぬようです。
そう考えるといきなり気を失ったあの夜、死んでた可能性もあると考えると怖いですね。
1番有効とされるAEDなんて自宅にはないし、救急車が到着する頃には手遅れの可能性も高く、一緒にいた嫁ちゃんに適切な心肺蘇生法がどれだけ出来るかといった状態。
有効な心肺蘇生法なんて僕だって自信ないですね笑
心臓マッサージは女性にとってはかなり強くやらないと効果が薄い上に1人ではかなり大変。
話し合いの結果、調べて万全を期した方が良いと結論つけて、カテーテル検査を行うことにしました。
というわけでこの日から入院生活に突入!
何も準備してません!!笑
続く!
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