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【自己紹介】ナカタニ ショーってこんな人
こんにちは!福井県真ん中の宿場町・今庄宿で「地域まるっと体感宿 玉村屋」を運営しているナカタニ ショーです。
思うのですが、「何もやっている方ですか?」と聞かれることが多いのです。一言で「〇〇会社で営業やってます」みたいなことが言えると良いのですが、最近は宿業だけではなく、様々な場所でお仕事をさせてもらう機会があり、改めて考えると自己紹介がとても長くなる!なので、今回書いてみることにしました。
ちょっと長いので、目次を入れておきます。興味がある部分だけどうぞ★
1.現在やっていること
現在は主に4つのことでお仕事をさせてもらっています。
1.地域まるっと体感宿 玉村屋の運営
2.アカンパニスト(事業の支援や夢の応援、講演など)
3.(一社)南越前町観光連盟での旅行業担当
4.南越前町南条観光協会での事務全般
1-1. 地域まるっと体感宿 玉村屋の運営
「第二の実家」をテーマにした宿を2019年2月12日から運営をしています。いわゆる「交流」「地域体験」を大切にした交流型ゲストハウスです。ただ、ゲストハウスと言う名前は使いたくなかったので、今の名前に決めました。(ゲストハウスという名前については、またどこかで書きたいと思います。)
この宿は、自分自身の地域おこし協力隊任期終了後の働き場所として福井県や南越前町に支援してもらい創った場所です。つまりは、宿の創業・経営を経験させてもらっています。
1-2.アカンパニスト(事業の支援や夢の応援、講演など)
ご覧になった方は「アカンパニストってなに?」となったかと思います。
一言で言うと、事業を頑張る人、自分の夢を実現したい人を支援することをやっています。
アカンパニストは、日本語で言うと「伴奏者」のこと。広辞苑によると「伴奏とは、楽曲の主要声部・主要旋律を引き立たせるために付け加えられる声部。また、そうした声部を演奏すること。」とされています。世間一般で使われるのは「コンサルタント」ですが、コンサルタントの仕事はあくまで「一定の事柄について相談・助言・指導を行う専門家」のこと。私は、相談・助言・指導をして一歩引くような立場ではなく、その人のやりたいこと(=主要旋律)を引き立たせるために、付け加えられる演奏のように最後まで一緒に「やりたいこと」という音楽を一緒に奏でていきたいと考えています。
↓↓こんな感じに話を聞きながら、整理していきます↓↓
アカンパニストとしては、相談者の話を聞きながら、アウトプットすることにより考えを整理したり、各種合宿やワークショップのファシリテーション役(司会・進行・助言)として関わらせていただいたりしています。
1ー3.(一社)南越前町観光連盟での旅行業担当
以前の仕事で旅行業者に勤めていたことがあったので、町役場がつくった観光連盟という組織で、主に旅行業の担当をしています。役場がつくったのは形だけでしたので、中身(体制や旅行業申請など)は自分が作り上げたと言って間違いないので、旅行業者をイチから作る経験をさせてもらっています。
現在では、①着地型(現地発着)ツアーの造成 ②受注型企画(町内会や社員旅行などの団体) ③町内に来る各旅行会社ツアーへの提案や現地調整(ランドオペレーター)などを主にやっています。
1ー4.南越前町南条観光協会での事務全般
さっきの「観光連盟とはなにが違うの?」とよく聞かれます。ややこしくして申し訳ない。歴史をたどると2005年、南越前町は南条町、今庄町、河野村の3つが合併して出来ました。なので、それぞれの3つの地区と捉えることが多いのですが、その中の南条地区の観光協会の事務局業務を全て担当させてもらっています。これまた、2019年に立ち上がったばかりの組織。つまりは1年目から全ての事務を任せてもらうと言う貴重な経験をさせてもらっています。
2.こんなことができます!【お仕事以来はこちら】
下記のようなお仕事を承っております。その後、必要に応じて電話やネット打ち合わせをしたいと思います。下記に書いてないことでも「これ、できる?」というお問い合わせ、大歓迎です★
2ー1.アカンパニスト(事業や夢の伴奏)
事業と言っても、大きなものではなく、「こんなことやってみたい」という自己実現を目指すもので十分。私の持っている資源・知識や人脈は全て惜しみなく投入していきます。
・ヒアリング(思考を整理する)
・一緒にプランを考える
・プランの実行を手伝う
・実行後のアフターフォロー など
料金は、難易度や期間によって様々ですが、目安としては3時間30,000円でお考えください。
このお仕事は、「なにかやりたい人を応援したい」という思いが根本にあるので、支払い方法(出世払いや分割払いなど)や支払い種類(現物支給や労働交換)も相談にのります^^
2ー2.各種イベントの企画・運営
「地方」に特化したイベントを各種企画・運営をしてきました。「なにもない地域」のありふれた暮らしをコンテンツとして打ち出し、集客していく。「外から人に来てほしいけれども、観光客を受け入れるのは大変」と心配している方に特にオススメ。ただ「集客の数」を見るのではなく、どういう人にどれだけの規模で来てほしいのかをしっかりとヒアリングし、受け入れ側が無理をしないことを第一に考えていますのでご安心ください。
料金は、難易度や期間によって様々ですが、目安としては「所要時間×10,000円」でお考えください。企画開始前に見積書も提出できますので、お気軽にお問い合わせを。
2ー3.ワークショップや合宿のファシリテーション
ワークショップをやることが、目的になっていませんか?ワークショップは本来「こういう結果がほしいから、ワークショップをやる」という考え方です。もしかすると、そのほしい結果を得るにはワークショップが適切ではないかもしれない。多くのワークショップデザイナーは、ワークショップありきで考えますが、私はその最初のスタートからサポートしていきます。
料金は、難易度や期間によって様々ですが、目安としては「所要時間×10,000円」でお考えください。開始前に見積書も提出できますので、お気軽にお問い合わせを。
2ー4.各種講演
下記のテーマでお話しができます。
・趣味からハジマルまちづくり
・「なにもない地域」で、宝を磨く方法
・地域資源を活かした地域の魅力の伝え方
・今、若者はなぜ地方を目指すのか
・地域まるっと体感宿 玉村屋事業紹介
・健康と夢を応援!つなげる屋台×ゲストハウス
・副業解禁!しかし、時代は複業時代へ
その他、私自身の経験でお話できることであれば、包み隠さずお伝えしますので、お気軽にご相談ください。
料金は、30,000円(2時間)+交通費(宿泊費)でお願いします。
<講演実績>
2017年1月 「自然資源を活かした地域づくり全国フォーラム 」研修成果報告(主催:日本自然保護協会)
2017年11月 「ふくいエコ・グリーンツーリズムカフェ」(主催:福井県農林水産部地域農業課、公益社団法人ふくい農林水産支援センター)
2018年5月 京都産業大学現代社会学部「地域社会学」ゲストスピーカー
2018年5月 京都産業大学「ボラトーク」ゲストスピーカー
2018年6月 「東京の中心で地方創生を叫ぶ!」ゲストトーク(主催:イエノウエノカフェ)
2019年3月 「地域資源を活かした地域の魅力の伝え方」(主催:南越前町地域おこし協力隊)
2020年3月 「どのように人を地方へ呼び込むのか ~体験から体感へ~」(主催:きた北海道移住支援型シェアハウス キックスタート!)
3.今までの歩み
高校時代
進路選択が迫った高校3年生。そのとき、自分が望んだことは「医学部に進学して医者になる!」ということ。それは「稼ぎたいから」ということではなく、当時のテレビドラマ「Dr.コトー診療所」に憧れて僻地医療を目指したいと思ったから。ドラマの中に描かれていた地域住民との「生きたコミニュケーション」と「生活まで見える人(地域住民)の暮らしを守る責任感」に魅力を感じたからです。
しかし、学力が足りなかったので結果的には医学部にいってません。ただ、今ふりかえって思うのは、当時憧れた「生きたコミニュケーション」と「生活まで見える人(地域住民)の暮らしを守る責任感」は、今の私の生き方に反映されていると言うこと。
あくまで「医者」というのは手段であり、目指したものはそこではなかった。最近、そういうことに気づきました。
大学時代
ある日乗った飛行機。上空に上がったあと、眼下の景色を見て気づきました。「自分が生きてきたエリアってなんて狭いんだ」と。京都に生まれ、大学も京都市内で進学した自分にとって、生きている範囲が狭いことに気づきました。ということで大学を1年間休学し、留学・・・というわけではなく、自転車で日本一周の旅に出ました。
そこで気づいたのが、「日本人の優しさ」「日本の各地域に残るものの面白さ」です。それが今、地域と関わる自分の原点となっています。
社会人①:旅行会社(東京)
社会人で最初に勤めたのは、東京の旅行会社。自分の原点ともなる「地域」に貢献したいと考えたからです。就職活動をしていた当時の私が考えたのは「都会から地域にお客さんを送れば、地域経済は活発化するはず」ということ。今の私から伝えるなら「考えが甘い!」ということですが、その時の私はそれが最善だと思っていました。
しかし、そこで気づいたのは「団体旅行」「観光地」が地域経済に与える影響の限界。観光地にお客様を案内するとき、案内する場所は「見学場所」や「ホテル」「食事施設」「お土産店」以上。つまり、ここにはお金は落ちるけども、他の地域経済を支える商店街にはお金は落ちません。そして、私が勤めていた旅行会社が扱っていたのは団体旅行。バス1台に約40名が乗り、わーーと押し寄せ、わーーと帰っていく。それは一瞬の波のようなものです。残されたのは、外から持ち込まれたゴミ。そして、40名一気に対応するために作られた建物たちが残っています。旅行会社を利用するお客様は常に「新鮮さ」を求めています。つまりは同じ場所だと「行かない」ということ。団体が来るからといって、地域住民相手だけでは必要ない規模の施設を作った結果、「飽きたから」ということで来てもらえなくなったりします。そのような限界を感じた私は「地方側で個人のお客様を迎え、地域の魅力を伝えて、地域に出かけてもらうこと」がしたいと考え、世界遺産・白川郷の宿泊施設に勤めることにしました。
社会人②:宿泊施設(岐阜県白川郷)
勤めた宿泊施設では、フロントとレストランを担当。多くの場面でお客様と接するわけですが、一番好きな時間は「朝食(バイキング)のお皿を下げながらの会話」でした。朝食をゆっくり召し上がってるお客様は、その日のプランを考えてることも多く、私たちも比較的ゆとりがある時間なので、丁寧に地域の案内をすることができます。その中でお伝えするのは、観光地の情報だけではなく、雪国の暮らしだったり、地元民がよく行く飲食店の話など。お客様はガイドブックでは知ることができない話に魅力を感じてくださいました。その時に感じたのが「地域の暮らしを魅力として、外からのお客様に楽しんでもらい、お金を使ってもらうことをしていきたい」ということ。地域住民と一緒になりながら、企画をして地域経済を活性化させたいと考え、地域おこし協力隊になることを考えました。
社会人③:地域おこし協力隊(福井県南越前町)
ここまでの経験で、「旅行」と「宿泊施設」というのが自分の中で地域に貢献できるキーワードになると考えた私が目指したのは「観光」や「交流プログラム」に関わることができる地域。地域おこし協力隊は、地域ごとに「ミッション」という名で、求められる業務が提示されています。それを見てどの地域に行くかを選ぶことができます。その中で私が選んだのは、福井県南越前町。2005年に合併した、この町は元は、南条SAがある南条町、今庄365スキー場がある今庄町、そして海がある河野村の名前でしたので、関西圏の方にはこちらの名前のほうが馴染みがあるかもしれません。
この町で私が目指したのは「第二の実家」がテーマとなる、みんなが通ってくれる宿をつくること。自分自身が旅行会社にいた経験から「バスで大人数が来て、1回だけしか来ない観光は限界がある」と思ったこともあり、小さいながらも地域との関係ができ、何度も通いたくなるような場所づくりを目指したのです。
社会人④:地域まるっと体感宿 玉村屋運営、アカンパニスト、(一社)南越前町観光連盟、南越前町南条観光協会(福井県南越前町)
そして、社会人第4ステージとなる今、複数の仕事をしながら生きていっています。
4.最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございます。「今そんなことやってんの?」と聞かれることも多いので、今回一つにまとめてみました!
どなかたに私のことを紹介してくださる際も、ぜひご活用ください♪一緒に楽しいことが出来る日をお待ちしております!!