Sonoma へアップグレードするついでに Terminal を warp にしてみた
のどの調子は落ち着いてきたものの、倦怠感と悪寒が凄くて、未だに何もできず今日もお仕事を休んでいるしょっさんは、リハビリで Ventura から Sonoma へアップグレードしました。
事前に使っているアプリが Sonoma 対応しているかどうか調べていたときに、Warp を知りました。
「令和にもなって iTerm2 とか使ってるの、ハハッ」という笑い声が聞こえてきそうです。rust で作られた、最初からまるっと入っている高速 terminal と言うことです。へー。
特徴としては、コマンドの入力するところが固定で、出力結果毎に「ブロック」となって、そのブロック単位でコピペ含む様々な処理を行えたりするようになっています。
iTerm だけでは設定することのできない、カスタマイズや画面分割、事前のコマンド検索から completion まで、確かにいろいろな機能を一つのアプリでものすごく吸収しています。これは確かにスゴイ。標準で fish に対応しているのも加点対象です。素晴らしい。
でもね。Terminal って基本的にキーボードだけでなんでもできれば良いので、これまでのカスタマイズで何にも困っていないと言うことにも気がつきました。
設定情報はテキストで全て残っているので、ちゃんとアップグレードや移行でも引き継がれます。確かに、iTerm2 のみならず fish の設定や tmux、それに関わる細々とした関数の設定をこれまでにしてきた結果です。
warp もめっちゃカスタマイズできるし、⌘+P でコマンドパレット出てくるところも素晴らしいです。
ただ、Karabiner を使っているしょっさんにとって、キーカスタマイズは鬼門なんです。
アプリによってKarabiner とアプリのどちらのキーカスタマイズが生きるのかも使ってみるまでは分かりません。また Karabiner の設定を活かしたほうが良いのか、アプリのキーボードショートカットに身を委ねるのが良いのかもなかなか難しいです。
最近、⌥+W や ^+W でコピー&カットして、⌘+Y でペースト(yank)してる私にとって、Karabiner の設定を活かさないという考えはないんです。するとキーカスタマイズをバリバリしないと活かしにくいツールを前にすると「また設定するのか…」みたいになってしまうのです。なので、この障壁をいとも簡単にクリアしてでも「使いたい」と願うアプリでないと使えないんです。
ということで、今のところは様子見です。モダンな Terminal という意味合いはよく分かるし、AI 使えるのも面白いです。コマンド入力位置が変わらないので、カーソルを見失わなくてすんだり、コマンドパレットで想定する機能を探せるのも素晴らしいです。tmux のはきついのは分かってるけど、細かいところまで気を配って操作できる tmux も捨てがたいのです。
そんな難儀な足かせのないみなさまは、是非使ってみてどうぞ。