ミラノから行ける近場湖畔の旅 Vol.8〜Lago di Orta San Giulio〜
オルタ湖に向けて
この夏旅したブログが全く追いついていない。。インスタも投稿しているのでついついブログも投稿した気になってしまうからだろうか。いずれにしてもこのブログは記事多め、写真多めをモットーに丁寧に作り上げる様にしている。ミラノに観光に来た方が参考にしてくれれば嬉しい。
シチリア島に行く前日及びその前週に訪れたのが、ミラノから車で約一時間の場所にあるLago di Orta(オルタ湖)にあるSan Giulio(サン・ジューリオ)だ。何故二週間も続けて行ったかと言えば、一回目に行った時にその神秘さと街の可愛さに惹かれてしまったものの 残念ながら天気が芳しくなく終始曇り空で時たま太陽が顔を出す程度だったのであまり撮影映えしなかった。翌週、朝起きると久々のカラッとした秋晴れで雲一つない快晴だった為、即断して再訪した。
オルタ湖到着第一週目
このオルタ・サン・ジューリオは「イタリアの最も美しい村」クラブの一つでもあり、小さくても豊で魅力的な村々と言う価値ある場所なのだ。そして何と言ってもオルタ湖に浮かぶサン・ジュリオ島はこの地域のシンボルと言っても良い。モッタ広場からフェリーで10分程で到着する小島だ。駐車場に車を停めてから市街へ向かう。と言っても非常に小さな村なので10分も歩けば中心街を一周できる規模だ。黄色とオレンジを基調とした確かに可愛らしい建物が並ぶ。
モッタ広場
村の中心に当たるのが「モッタ広場」だ。レストランやホテルとサン・ジューリオ島に渡る船着場がある。フェリーと言っても小さなボートが5〜10分毎に運航されている。往復で€10程度だ。ボートに乗ってからチケット代を払うと往復チケットを貰うことが出来る。
サン・ジューリオ島
サン・ジューリオ島は1844年に大部分を建てられており現在は女子修道院となっている。昔、この島には巨大な蛇とドラゴンが生息していると信じられており、村民は恐れをなしていたらしい。それをサン・ジューリオが果敢にも一人で島へ上陸し怪物を征伐したと言う伝説がある。そんなサン・ジューリオ島にボートで10分程乗って上陸。上陸するとそこにはサン・ジューリオ大聖堂がある。入場料も取られないが写真は撮影不可。地下礼拝堂もありサン・ジュリオの聖遺物が保存されている。島自体は一周10分弱で回ることが出来るので滞在時間30分程でまたボートに乗ってモッタ広場に戻る。
Sacro Monte (サクロ・モンテ)
モッタ広場に戻り次に向かうのはサクロ・モンテだ。丘の上に20もの教会があると言う。モッタ広場から細い路地を通り教会の脇坂道を登るのだが、この坂がやラタ勾配がキツくてかなり骨が折れる。
10分程坂を登り切ると、岡の上に聳え立つ教会の数々。サクロ・モンテは「聖なる山」と言う意味でその名に相応しく神聖な雰囲気の丘だ。そしてそこから先ほどまでいたサン・ジューリオ島が一望出来る。もし天気が良ければ本当に美しい光景が見ることが出来るはずだ。
湖畔のホテル
来た方から逆の坂を通ってモッタ広場に戻る。降り切ったところで太陽が顔を出して来た。湖畔のホテル「Hotel S.Rocco」でカフェをすることに。ここのホテルの湖畔に隣接しているガーデンカフェが素晴らしかった。サン・ジューリオ島も拝めるし面白いオブジェも湖に浮かんでいたりとビジュアル的にも楽しめる。太陽も出て来たしとても気持ちが良い空間だ。
翌週。。。
翌週の土曜日、朝目覚めるとこれでもかと言う快晴。秋晴れというか。これはリベンジで晴れたオルタ・サン・ジューリオに行くべきと思い立ってカメラを持って直ぐにドライブ。すると真っ青な湖畔にサン・ジューリオ島が見事に映えている。島自体には渡らなかったが、前回とほぼ同じコースで再度オルタ・サン・ジューリオを満喫する。来て良かった。
見事な快晴の下、リベンジの撮影をすることが出来た。この季節ミラノは晴れていても湖畔に行くとかなり天気が悪いこともあることが分かった。これからは湖畔の天気予報もしっかりとチェックして行く事にしよう。
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