2022.5① Weekly Music Log ~Flume feat. KUČKA & Quiet Bison、BREIMEN、武藤彩未、LEX、羊文学 feat.君島大空~

架空対談方式で、主にその週の新譜を中心に、音楽について緩く書く週刊記事。
ですが、、、諸事情により、簡易版として、曲のリストと簡単なコメントを付けるだけの内容になります。

Playlist ※毎週、最新の曲に更新されます

Flume feat. KUČKA & Quiet Bison / ESCAPE

フルームは2019年のサマソニで観た時の衝撃が忘れられません。ハンマーでステージをぶっ壊したり、花を生けたり。そんな規格外のパフォーマンスに違わぬ、ぶっ飛んだエレクトロ音をこの曲でも魅せてくれます。終盤に歩みを進めるにつれて、最高以外の感情が置き去りになっていく、これ以上ない音の洪水です。

BREIMEN / D・T・F

もちろん名前は知っていましたが、ちゃんと聴くようになったのは、今年のAPPLE VINEGAR - Music Award -に選出されてから。ここまで変な音をやるバンドだったとは知りませんでした。気持ち良いんだけど、明らかに変。しかもこういった曲がバンドという有機的な関わりから生まれるというのは、何か大きな可能性を感じます。

武藤彩未 / Favorite

武藤彩未はソロライブを観たことがあるほど、アーティストとしてのポテンシャルに期待しているのですが、今作はDENIMS 釜中健伍作詞・作曲ということで、DENIMSの人懐っこいような温かみのある音と、武藤彩未の古き良き時代を感じさせる伸びやかなボーカルが相性抜群で、素晴らしい曲に仕上がったのではないかと思います。

LEX / 大金持ちのあなたと貧乏な私

LEXの底知れぬ可能性を感じます。この曲はラッパーというよりも、明らかにシンガー。強烈な個性を感じさせるこの存在感は、betcover!!を一瞬想起しました。そういえば蔦谷好位置もLEXのことを歌が上手いと評していたことを思い出しました。ヒップホップシーンを軽々越えて、日本のシーン全体を背負っていくアーティストかもしれません。

羊文学 - 光るとき feat.君島大空 / THE FIRST TAKE

羊文学の快進撃、とりわけ塩塚モエカの覚醒っぷりが凄まじいわけですが、そのタイミングで、君島大空とのTHE FIRST TAKEが出るのは、とても良いですね。君島大空のギターはこのシンプルさでも抜群に上手いことが分かるし、塩塚モエカの言葉一つひとつがキラキラと光る歌は、そのギターでさらに輝きを増しています。この2人にuamiを加えた「サーカスナイト」も必聴です。いつか君島大空やuamiのソロでのTHE FIRST TAKEも観たいですね。


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