「関ジャム 完全燃SHOW プロが選ぶ年間マイベスト10曲 2023」感想戦
毎年恒例の「関ジャム 完全燃SHOW プロが選ぶ年間マイベスト10曲」にて、2023年のランキングを観た感想です。
今回の結果はこれでした。今年もなかなか興味深かったです。
TOMOOと離婚伝説のスター化が約束され、定番化したYOASOBI藤井風Adoミセスも評価し直し、hip-hopボカロも満遍なく触れ、さらにbetcover‼︎、ちょこぱこ、cody、khakiなど音楽好きが一番聴いてる所をポピュラーに引き上げ、最後は蔦屋さんが震えつつ君島大空を語るという…流石の神番組 #関ジャム pic.twitter.com/2jfZRKC51x
— みすゞ (@silent_sprint07) January 21, 2024
いくつか興味深い観点はありましたが、
まず、バンドが盛り返している印象がありますね。
ラッキーセベン・khaki・Enfants辺りは、全然知りませんでしたが、気になったバンドたちでした。
番組の中でコメントもありましたが、特にオルタナティブロックが元気になってきてる感ありますね。
ここ数年は全然ピンとこない感覚ありましたが、コロナ禍を経て、hyperpopのような音楽とは別の形でエネルギーが発出され出したのかもしれません。2024年はオルタナティブロックのバンドが活躍していきそうな予感です。
一方で、欧米のポップスやK-POPはほぼ出てきませんでした。
JUNG KOOKぐらいですか。(XGも入れてもいいかもですが)
そういえば、国内での欧米楽曲の盛り上がらなさは最近話題になっていました。
話題が全くなかったわけではなかったように思いますが、結構顕著に出ましたね。
ただ、K-POPはもっと出てきても良かったと思うので、意外でした。
去年も今年もNewJeansが全く触れられないとは。
そう考えると、全体的に、日本の"歌"の流れが強く出た選曲だったように思います。
コメントもありましたが、ちゃんみな・藤井風・betcover!!に通底する歌謡曲の雰囲気は確かにと思いましたし、
その流れからのTOMOOの絶大な評価というのも、日本の"歌"が高く評価されていたということかなと思います。
TOMOOは個人的にはそこまでハマってなかったんですが、小西遼のアレンジらしいので、改めて聴いてみようかなと思います。
TOMOOちゃんが描きたい景色、伝えたい言葉を構築していく度に、まだ触れたことのない感情に巡り合える。
— 小西遼 (@musicfoolosophy) January 21, 2024
アルバム新録曲として”いま歌うこと”を最高純度で楽曲を作ることに向き合えた熱い日々が、こうして多くの人に届く日に繋がると思うと本当に嬉しいです。#関ジャム #tomoo https://t.co/2nwbotAbjh
という流れを締めるのが、君島大空というのは完璧だったなと思います。
去年はアルバム2枚出して、1st Full Album『映帶する煙』がMUSIC MAGAZINE 12月発売号 2023年ベストアルバム特集「日本のロック」の1位にもなったわけで、君島大空の1年だったと言っても良いんじゃないかなと個人的には思います。
「沈む体は空へ溢れて」は紛れもなく2023年の個人的圧倒的ベストソングであり、人生通しても影響を与え続ける曲になりそうです。
関ジャムで蔦谷好位置さんに紹介していただけて感謝感激、一位…? 喜々としています 去年は2枚アルバムを出しました 今年も精進し邁進してゆきます 君島大空をどうぞよろしく#関ジャム https://t.co/JsOejZU74M
— 君 島 大 空 (@ohzr_kshm) January 21, 2024
バンドやオルタナティブロックの流れも、"歌”の流れも、完璧に回収してしまいつつ、そこには収まりきらない底知れぬ魅力を持つ君島大空は、2024年もまだまだ何かやってくれそうな気がします。
番組終わってから気づいたので先行申し込めませんでしたが(というかライブは知ってましたが合奏形態だって知らなかった)、このライブ観たいなぁ、、、
最後に、蔦屋さんの2023邦楽ベストプレイリストのポスト貼っておきます。
流石の選曲ばかりでした。
さらに24曲まで絞ったものです
— 蔦谷好位置 Koichi Tsutaya (@KoichiTsutaya) January 22, 2024
(君島くんのc r a z yが入ってないですが最後に気が変わって変更しました)https://t.co/qZEVMsLNqJ https://t.co/1unEUftllR
2023のマイベスト10曲の前半、今からTVerで観る #関ジャム
— しょーご (@sho5_midday) January 19, 2024