若手PEファンドマンの1日紹介①(比較的緩やかな日)
こんにちは!ショウです!
PEファンドに対する世間的な認知も少しずつ高まっており、それに伴いファンドの数も増えてくる中、PEファンドへの転職に多少なりとも関心がある方は少なくないのではないかと思います。
今回は元PEファンドの私が、若手PEファンドマンの1日の様子について、簡単にご紹介したいと思います。
今回は、特定案件のエクゼキューションが回っていない比較的緩やかな日の設定です。
ぜひこれがPEファンド業務の理解、そしてPEファンド業界への転職の手助けに少しでもなれば幸いです。
なお、PEファンドの業務に必要なスキル、ナレッジについてはこちらの別記事にまとめておりますので、こちらもご参照ください。
また、忙しい日versionも作成しておりますので、こちらもぜひご一読ください
■8時 起床
DD等が本格始動しているわけではないので、朝は遅めの起床。
とりあえず半分寝ぼけながらも会社携帯を見ると社内からのメールが3通ほど。自分の担当外の投資先においてどうやら、エグジット有力候補先との交渉が急遽破談したようだ。
それに対し、ファンドのマネジメントメンバーから要因分析を即座に実施するような指示が早くも飛んでいた(ご立腹の印象)。
■9時半 オフィス出社
MTG等が特段なければ大体出社はこれぐらいの時間。
無料コーヒーでも飲みながら、他のメンバーが現在担当中のDDについて軽く雑談。
ビジネスDDで雇っているコンサルが全然使えないという、(よくある)愚痴をこぼしていた。昨夜も遅くまでそのコンサルと議論していたらしいのだが、全然話がかみ合っていないらしい・・・
■11時 ソーシング先の初期的リサーチ
証券会社や銀行、M&A仲介会社等から紹介を受けている投資候補先会社について、様々な観点から初期的なリサーチを行い、投資妙味がある先なのか、investment thesisは何なのか等検討し、必要に応じて社内資料にまとめていく。
なお、初期的な調査ポイントとしては、主に以下にフォーカスすることが一般的
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