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来栖夏芽さん、電波ちゃんさん、馬路まんじさん、塗田一帆さん他|商業出版されている、あるいは出版予定のVtuberさん、9名ご紹介

初めまして、皆様ご存じ書三代ガクトです。
最近、にじさんじの来栖夏芽さんがMF文庫Jが贈る新文芸にて小説を出されていました。

『人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?』

実際、Minecraftでも文才を発揮されていましたし、
『なつめぇ絵日記!』は「まだガンには効かないが……」と思っていたりします。挨拶がマジで良い。

なつめぇ絵日記!

小説自体は積んでいて、まだ読めていないのですが、
異種族ものの交流譚であろうことはタイトルからも見えますし、
人間嫌いの人間と人外という部分がどういう風にリンクしてくるのか、めちゃくちゃ期待しちゃってます。

そんな気持ちを込めて(?)、今回はVで商業出版をされている方を紹介させていただきます。

なーんーでーすーがー、

実は正直、結構いらっしゃいます。

ただ(配信等では話していても)公式情報としてはペンネームを明かしていなかったり、どの作品を書かれているか秘密にされている方が多かったりします。
そのため、今回は明かしている方を紹介させていただければと思います。
(実はその部分が難しくて、note更新が滞っておりました。ゴメンネ)

●電波ちゃんさん 『グッバイ現実世界』

ただのインターネッツクソヒキニートファミレス隣席JK系Vtuberという電波ちゃんさん。
cluster大加速祭公認アンバサダーなどもされていたバーチャルyoutuberさんです。

書かれている小説はHJ文庫さんの『グッバイ現実世界』
ファンタジー異世界と化したVR世界での冒険を描いています。
VRに造詣が深い電波ちゃんさんだからこその物語かもしれません。
またラノベ出版に向けてのことを配信もされていました。
作品と合わせて、ぜひチェックしてみてください~。

●モノカキ・アエルさん 『くちぶえカルテット』

Re,AERに所属され、プロのシナリオライターでもあるモノカキ・アエルさん。
小説や映画紹介の動画やゲーム配信等もされているVtuberさんです。
個人的にはおうたがとても良き。

出されている作品は実業之日本社の『くちぶえカルテット』
音楽にあこがれながらも厳しい吹奏楽部に心折れてしまった主人公。
その中で、口笛と出会い、自身の音と出会っていきます。

人間関係と音楽、音がリンクしていく物語。
心地よい青春ものです。

●葉山みどさん 『ぼくたちのリメイク』

作家さんの名義は木緒なちさん。
地声の場合は木緒なちさんの人格、ボイチェンの場合は葉山みどさんの人格で配信をされているそうです。
雑談等も多い印象ですが、グラフィックデザインの解説等もされています。
配信ももちろん、同人誌のデザイン本はお世話になっています。

そして木緒なちさんといえば『ぼくたちのリメイク』
アニメ化もしていますね。
ゲームディレクターさんが十年前に戻って大学生活、ないし人生をやり直す物語。
十年前、2006年が舞台で、当時あったことやかつての青春が描かれていきます。

●届木ウカさま 「貴女が私を人間にしてくれた」

私のnoteでもよく紹介させていただいております。
ドールVTuberさんです。
最近、大学の卒業や結婚報告配信などもされていました。
なかなかVtuberさんでは見ない配信、個人的にはめっちゃ面白かったです。
あと自分語りですが、私がデビューするきっかけになったVtuberさんでもあります。

単著はまだ出ていないと思いますが、早川書房さんのSFマガジンに寄稿されているようです。
「貴女が私を人間にしてくれた」は推しとの距離を描いた作品。
強烈でした。好き。

●馬路まんじさん 『底辺領主の勘違い英雄譚』

オーバーラップ文庫さんから美少女文庫まで、幅広いレーベルで活躍するまんじ先生。
Twitterを見ていて楽しい方です。

バーチャル美少女なろう作家のVtuberを前から名乗られていた(Wikiによると「詐称していた」)そうですが、最近チャンネルを作られたそうです。

今回取り上げるのは『底辺領主の勘違い英雄譚』
治安も整備も最悪な土地、ベイバロン領。
その家督になった主人公が「国家への反逆者」と祭り上げられてしまう作品です。
エスカレートしていく勘違い、けれど、領民たちは怖い。
ギャグタッチな物語です。

●塗田一帆さん 『鈴波アミを待っています』

元Vtuberの方。Vtuberに関する発信も多くされている方です。
個人的には「フィンダーおじさん「クソ動画100本ノック」全作品レビュー♪」がヤバイ。好き。

作品は『鈴波アミを待っています』
2022年3月16日に早川書房さんから刊行予定。
「ジャンプ小説新人賞2020」のテーマ部門で金賞受賞作の全面リメイク作品とのことです。

Vtuber題材、メタバース題材小説ということでめちゃくちゃ気になってました。しぐれういさんの表紙、健屋花那さんが帯文でも話題になっている印象。
(「泣いてしまった。ぼろぼろ泣いてしまった。」の帯文、情報量としては多くないですが、情報はあらすじに任せて、感情面のたたみかけ、シンプルながら視点を合わせてから、焦点がはっきりする文章。めちゃくちゃ良いと思うんですよね!ね!)(文章オタク)

●雀居こまさん 『アマルガム・ハウンド(仮)』

ゲーム配信を多くされているVtuberさん。
雑談や執筆トーク配信もされていたりします。

作家さんの名義は駒居未鳥さん。
第28回電撃大賞の選考委員奨励賞
を受賞され作家デビュー予定の方(2022年3月頭時点ではまだ刊行されていません)
ちなみに第28回電撃小説大賞の応募数は4,411作品らしいです。
そこから選ばれた8作のうちの1作。

え? すごくね?

●兎谷あおいさん 『わたしの知らない、先輩の100コのこと』

元Vtuberさん。
本を出された当時はVtuberさんとして活動されていたので、紹介させていただきます。
最近はTwitterをメインに、クイズの活動を多くされている印象です。

タイトルは『わたしの知らない、先輩の100コのこと』
もともとWeb小説として公開されていた作品の書籍化です。
一問一答形式のラブコメ。
1日1問質問していいという関係から相手のことを知っていく恋愛ものです。
きゅんきゅんします。

ちな、宣伝ですが、あおい先生とコラボ読書会をさせていただいたこともあります。


というわけで、商業出版をされているVtuberさんを紹介させていただきました。
他にも商業出版をされている方はいらっしゃるでしょうし、
Vtuberさんとしてボイス台本受注などをされている方も数多くいらっしゃいます。

●月夜野ルオさん

●ハネイさん

Vtuberさんでも、そうでない方でもボイス台本を書かれている方はたくさんいらっしゃいますので、ぜひ検索してみてください。
(今回、受注をされている方は紹介していいツイートに反応下さった方のみ記載をしております。本当に多くいらっしゃいますので)

そんな紹介でございました。
こちら私が観測した範囲なので、他にもこういった方がいるというのはぜひ教えてほしいです。
ゆーて、見たいんじゃ! 読みたいんじゃ!


最後に宣伝!!!
私は普段30秒小説動画を投稿したり、コラボ読書会をしております。
また最近、ありがたいことに3Dになりました!!!!
3Dでも小説の話をしているので、ぜひチェックしていただければ幸いです~。
というわけで、よしなに~。





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