WinInfo

高校情報科教員です。工学部情報工学科→予備校(4年)→進学校(7年)→トップ校 入試に向けた個別フォローが得意です。予備校時代はオールラウンダーとして生徒のメンタリングなどを行っていました。 情報が共通テストに入るということでその対策動画を作ったり、個別の進路相談に載っています。

WinInfo

高校情報科教員です。工学部情報工学科→予備校(4年)→進学校(7年)→トップ校 入試に向けた個別フォローが得意です。予備校時代はオールラウンダーとして生徒のメンタリングなどを行っていました。 情報が共通テストに入るということでその対策動画を作ったり、個別の進路相談に載っています。

最近の記事

教育費

こどもの教育費って子育てにおいてすごく重要だと思うのですが、「いくら掛かるかわからない」という不安が大きいと思います。 自分の場合予備校勤務⇒進学校での教員経験11年という経験があるので、「おおよそコレくらいあればいける」というのが見えるので、それを意識して計画しています。 私のイメージとして 地方都市、高校までは公立のイメージ。 大学は私立でも対応できるようにしたい(医は✕歯、薬は特待次第) こうなると大学入学までに1人1000万あればなんとかなるはず。 というプランで考

    • GIGAスクール構想

      久しぶりにログインしたら1年以上前に書いた記事がなんか結構引用されたらしくビビりました。ネット恐るべし。 さて、今回はGIGAスクール構想について少し思いを書きたいと思います。 はじめに自分の立場を書くと、GIGAスクール構想は大賛成だし、教育に限らずとにかくガンガンICT化していって、問題があれば改善すればいいじゃんという考えです。 そもそも日本の現状として。2018年のPISA調査でICTを学びに使っている割合がOECD加盟国の中で最下位、一方ICTでゲームやチャットを

      • 食事担当

        家での役目が食事担当なのですが、最近人間ドッグに引っかかってしまったため、これまでの食生活を見直しているところです。 子どもの食事の準備も担当していますが、離乳食〜1歳半頃までは子供用の食事を準備していましたが、今は大人も子どもも同じメニューにしているため、どうしても子どもが食べるものを優先しがち。 また、うちの場合下の子が乳アレルギーなため、調味料などには結構気を使います。また、外食や中食もアレルギー表示が無いと使えないためどうしてもパターン化しがち。 そうなると、なかなか

        • これからの学校1

          オンライン・オンデマンド授業・AIが発達した現在「学校教育」は危機に立たされている。 教員不足、ブラックな職場環境など教員に関して暗い話題が多いのだが、学校はオワコンになってしまうのだろうか? 先に私の見解を述べると「決して学校はオワコンにはならない」ということだ。 ただし、これまで明治以来続いてきた教育の方法や在り方というものは当然変わらなければならい。変われない学校は淘汰されていくことだろう。ひとえに学校と言っても関係する人・ものが様々なので、少しずつ書いていきたい。 今

          国公立出願

          いよいよ国公立の出願期間。今年は去年に比べれば共通テストの点数は上がったものの、2年前までは戻っていません。 ということは、2次力ある人は2次試験で十分逆転可能ということ! 出願校を決めるときに私が大事にしていたのは、その生徒の残りパワー。 共通テストで出し切っちゃったという感じの生徒が、点数良いからと強気に出願して痛い目見たのも見てきたし、余力あるけど共テ失敗した生徒が2時で逆転したのも見てきた。 大事なのは、自分(生徒)が2次試験に向けて頑張ろう!と思えるかどうか。だから

          国公立出願

          共通テストから見る学力観

          3回目の共通テストが終わった。 昨年は難化難化と騒がれたが、大学入試センターの目標平均得点率は50%なんだから、昨年がようやく普通になったわけで、一昨年は簡単すぎたというのが私の持論。 当然今年も昨年並みの難易度だろうと思っていたが、昨年と比べるとやや易化? 騒がれることの多い数学についてコメントしてみると、今の大学生以外が解いたら恐らく現役の頃より取れないであろう最近の共通テスト数学。教科書レベルの知識を聞いてきたあとは、与えられた設定内でその知識を活用できるかということを

          共通テストから見る学力観

          GIGAスクールの本質

          新年一発目。 今年もよろしくお願いいたします。 今回はGIGAスクールについて少し書こうと思います。 GIGAスクールのGIGAってGloval and Innovation Gateway for Allの頭文字なんですが、これを知っている教員って案外少ないと思う。 そしてもう一つ「学力を上げるためにICT使う」という誤解。 「コレをやれば学力上がります」なんてものは存在しないんだけど、あたかもそうであるかのような錯覚を持っていたり、逆にそれをわかっているから使わなくても

          GIGAスクールの本質

          ゴールは何処なのか

          まもなく大学入学共通テスト、私立中学入試と今年も入試シーズンに突入します。 どんな学校で学ぶのかは個人の自由なので、とやかくいうつもりはありませんが、子供の年齢が小さい場合、親が「キャリア」としての進路選択を意識していないと残念な結果になることがよくあります。そんな子どもを一人でも減らすために塾、予備校、家庭教師、公教育を経験した私の雑感です。 医学部医学科に入学したと聞けば、恐らく誰もが「将来は安泰」と感じるのではないでしょうか。ただ、本当にそうなのかというとそれなりの割

          ゴールは何処なのか

          ネットとセレンディピティ

          東京に旅行に行ったときに、フロアごとに扱う書籍が違う大型書店で何のあてもなくブラブラするのが楽しみだった。初めて行ったのは小学生の頃だと思うけど、色んな本があって何時間でも過ごせるという感覚だった。 「こんな本があるんだ!」というセレンディピティは書店の醍醐味だ。ただ、この醍醐味が地方都市にいるとなかなか味わえない。昔は3フロアあった地元の大型書店も今は1フロアになり、「売れそうな本」に特化した品揃え。そこにセレンディピティは存在しない。 電子書籍の便利さは認めるし、大いに活

          ネットとセレンディピティ

          指し手感覚 駒感覚

          指し手感覚、駒感覚はド・シャームのやる気を育てる教室の中で使われるんだけど、個人的にはすごくしっくり来ていて「内発的動機づけ」とかよりも子どもたちにも伝わりやすいと思っている。 教員も自分たちが関わっている生徒を「指し手」として育てるか「駒」として育てるかは、かなり重要な感覚だと思う。 田舎の工業高校とかでは未だに「駒」を作ってるし、中学校なんかも「駒」感覚の先生が多いように感じる。 これからの時代を考えたときに「駒」を作るべきと考える人はいないと思うのだが、田舎だと「そう

          指し手感覚 駒感覚

          東京大学学校推薦型入試

          東京大学学校推薦型入試の指導に関する記事です。 指導実績は6名指導して4名合格しています。(合格者はすべて異なる学部) まず、東京大学の学校推薦型入試で注意が必要なことは、他大学の推薦入試と異なり、推薦入試合格者は一般入試合格者とは扱いが異なるということです。 東京大学では1・2年次は教養学部に所属し、進振りを経て学部に分かれますが、推薦入学合格者は最初から学部が決定しています。学部によって待遇も変わりますが、1年時から教員やメンターがつく学部もあります。それ故に、入試を受け

          ¥2,500

          東京大学学校推薦型入試

          ¥2,500

          総合型選抜と学校推薦型選抜

          いよいよ今年も総合型選抜、学校推薦型選抜の時期ですね〜。 大学時代の家庭教師も含めれば15年以上大学入試に関わってきたのですが、年々総合型や学校推薦型は各校の特徴が出てきたように思います。 ノウハウがないだけで総合型や学校推薦型で不合格になってしまう受験生を減らしたいので、私のノウハウを大学別で提供したいと思います。指導実績を元に興味ある大学の記事があればぜひご購入ください。 また、志望大学の記事がない場合は個別でも対応しますのでメッセージください。 指導実績(直近3年) 東

          総合型選抜と学校推薦型選抜

          情報Ⅰ 共通テスト

          今の高校Ⅰ年生から共通テストで情報が課されることとなった。新しい入試科目ができるなんて言うのは何十年ぶりなので、対応方法を知っている人は日本中探してもまぁいない。なのに今の時点で(令和4年9月)「こうすればバッチリ!」みたいなことを行っている人(会社)はあんまり信用ならない。 ちなみに今年11月には試行問題が行われるので、この問題と結果を見るとなんとなく対策が見えてくる。 これまでもサンプル問題などは出されているので、それも参考にして良いと思う。 こっからが本題で○進とか

          情報Ⅰ 共通テスト

          三重県議会議員 稲垣昭義 氏

          ここ数日ツイッター界隈で話題の議員である。@dream21a ツイートでその人の真意を汲み取るのは至難の業だが、恐らく彼の主張は コロナなんて普通の風邪なんだから子どもたちの部活動や学校行事を犠牲にするな! ということであろう。 個人的に彼の主張は支持する部分もあるが、ツイッター民とのやり取りが稚拙すぎて公費をもらう人物としてはちょっといかがなものかと思ってしまう。 「部活動の顧問というのは強制できない性質のものであるにも関わらず、子供のためだからやれ」と言うような表現であ

          三重県議会議員 稲垣昭義 氏

          子どもの教育

          子どもにどんな環境を提供してあげられるかは親次第。 親ガチャというのは的を射た言葉だと私は思う。 親ガチャと言っても資産的な意味であったり、学歴的な意味であったりするので捉え方は様々だが、少なくとも地方においては。資産も学歴もあまり関係ない。 県No1進学校への入学者であっても親の収入学歴は様々である。 高校以降も伸びる生徒の親の特徴としては ・勉強のことに干渉しない ・子どもの意思を尊重する ・子どもが決めてやっていることは応援する ・子どもを対等に見て話をしている という

          子どもの教育

          家建てたい?

          一戸建てって憧れる気持ちはわかるけど、本当に必要? 建てるにしてもそんなにお金かけて大丈夫? 建てることを止めようとは思わないけど、ちょっと立ち止まって考えてみてはっていう問題提起です。 筆者のこと 1984年生まれ 実家はある(長男) 国立大工学部卒 教育公務員 妻、子供2人 現在アパート暮らし 世帯年収は800万以下 金融資産は貯金、投資信託、債権、株式、純金、土地 家を建てる目的って何なのでしょうか? 私にはわかりません。 私の場合実家があるのでそこに戻ればいいかぁ

          家建てたい?