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子供の成長に欠かせない運動有能感とは

運動有能感とは3つの要素で構成されます


運動有能感
とは運動が得意であるという自分に対する自信や努力すればできるようになるという自信のこと。
主体的に運動に参加する能力のことです。

☑️身体的有能さとは、自己の能力や技能に対する肯定的な認知であり、「自分はできるという自信」のこと。
☑️統制感とは、自己の努力や練習によって運動がどの程度できるようになるのかという見通しであり、「練習すればできるようになるという自信」のこと。
☑️受容感とは、運動場面で指導者や仲間から自分が受け入れられているという認知であり、「みんなから受け入れられているという自信」のこと。

学習指導要領は、「運動に親しむ資質や能力を育てる」ために、児童の能力・適性・興味・関心などに応じて運動の楽しさや喜びを味わい、自ら考えたり工夫したりしながら運動の課題を解決するなどの学習の重要性を示しています。
しかし、現代の学校教育の体育過程において集団の中で個々人にできるだけ寄り添った配慮をしながら対応していくことには限界があり、実際授業で実施できているとされるケースは稀なことが多いです。そのため学校体育のみでは運動好きと運動嫌いの二極化、運動能力差が生まれてしまいます。そこも補いたい常々スタッフは環境・コーチング考えて子供立ちと関わっています。

BODYschoolで重要視している点として運動有能感にプラスして
知覚的身体能力と言われるものもあります。

知覚的身体能力が高いほどスクール外でも自発的に動けたり、スクール内での動きの構築具合や外部のスポーツでの動きの構築にも影響を与えると様々な情報から考えられるため、そこの部分へのアプローチも意識しています。(下記の海外の文献情報がその情報の1部となります)

海外での研究でも下記のようなことが述べられています。
子どもの発育に重要とされる外遊び(OP)は年々減少している。知覚的身体能力(PPC)はOPやスポーツクラブなどの身体活動を促進する重要な因子である知覚的身体能力が良好な子ほど、外遊びを自発的に行う傾向にあった。』と
報告されています。特に女児において多い可能性が示されました。

この外遊びを自発的に行えるか否かは、成長過程や大人になってからの生活習慣にも影響を与えるため、怪我予防・能力向上の視点のみならず未就学・低学年年代では特に大事に考えている部分です。早いうちから運動有能感を育みながら知覚的身体能力も向上させる環境に身を置くことで、高学年になってからの運動時に有利に働いてきます。

このような視点も踏まえて BODYschoolでは外遊びに近い環境設定かつ理学療法士がスポーツ医学的な視点での環境設定の中でコーチング学も用いながら、子供の能力を引き出しつつ、ケガ予防・運動能力向上を図っています。

文中に出た、知覚的身体能力に関してはまた、インスタグラムで投稿をしていきたいと思いますので引き続きインスタグラム投稿をチェックしてみてください。

少し話は少しそれましたが、子供の成長に欠かせない
運動有能感に関する3つの部分』も踏まえて、外遊びに近い環境設定かつ理学療法士がスポーツ医学的な視点での環境設定の中でコーチング学も用いながら、子供の能力を引き出しつつ、ケガ予防・運動能力向上を図れるように引き続きBODY schoolにて対応をしていきます。


BODY school 石田將(https://x.gd/wKQ1K
理学療法士
ライフキネティック公認トレーナ(https://lifekinetik.jp
JARTA認定トレーナ(https://jarta.jp


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