石川県→仙台市 土砂降りの中、自転車で走破 (3日目)
1.三日目スタート
三日目、6時に出発しました。小雨が降る中少し寒いです。ここから胎内市まで少し北上し東北横断が始まります。胎内市から川に沿って進みます。暗い山が正面に見え憂鬱になります。今日は120km走って山形市で泊まります。念のため昨夜山形のワシントンホテルを予約しておきました。
土砂降りは続きます。雨でも滑らないようにタイヤはブリヂストンのエクステンザを使っています。少し重いのですが路面に接地する部分のゴムが厚くパンクしたことがありません。雨の日のグリップもよく長距離では安心感があります。パンクしないと思ったけどパンク修理キットと予備のチューブを持ってきました。
山に入る前にコンビニでおにぎりを買って食べました。できるだけカロリーのある物を選びました。自転車はダイエットと真逆のことをします。
コンビニで朝ご飯を済ませたあと東北の内陸へ入っていきます。この道路を右折します。寒々とした空です。
2.小国町
小国町に入りました。山形県です。「いやー東北まで自転車で来た」と感動しました。気温は20℃ほどなので体が濡れてもビニールのカッパで風を防いでいます。寒くはありませんがこれ以上気温が下がるとつらいです。
この看板を見たとき ”ほんとうに自転車で東北まで来た” と感激しました。
道の駅小国で一休みします。
3.麺屋 雪国
狭いトンネルをいくつも抜けて山道を走っていると”麺屋 雪国”とう文字が見えました。ちょうど昼なので入りました。こんな山の中にラーメン屋があるなんてなんとラッキーだと思いました。ずぶ濡れで店に入ると若い夫婦で店をやっていました。奥さんが乾いたタオルを出してくれました。ありがたい。顔を拭きました。「どこから来たんですか?」と聞かれたので「石川県からです」と応えると驚かれました。体が冷えているので辛味噌ラーメンを注文しました。とってもうまかったです。30分ほどの滞在でしたがとても元気が出ました。また来ようと思いました。
また走り出しました。このあたりからは下りになります。南陽市に出ました。まだ稲刈りが終わっていない田んぼがあります。
南陽市まで来ればあと少し北上すると山形市です。もうちょっと頑張れ。
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ありがとうございます。起業以来、下請けと工賃仕事をせず自分で考えたものを世に出して生きてきました。その経験をノンフィクションとして書いています。