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oVice「#5秒出社」キャンペーンの裏側

こんにちは。oVice CEOのジョンです。

今回は「#5秒出社」キャンペーンの狙いや設計プロセスなどについてまとめました。

「#5秒出社」キャンペーンの概要

「#5秒出社」広告は、2022年1月17日から東京、福岡、名古屋、大阪でスタートしたキャンペーンです。「5秒出社」をキーメッセージとした広告を、駅構内・電車の交通広告や、タクシー・エレベーターの屋外広告で展開しています。

▼ 広告を見た方からの反響

なぜ「#5秒出社」広告を出したのか

2021年12月、今回のキャンペーンの構想を考え始めました。その頃は新型コロナウイルスの感染者数も落ち着いていて、世の中的に「withコロナ」の新しい働き方を模索する風潮が強くなっていました。

そうした流れを受け、oViceがただの「テレワークのコミュニケーション課題を解決するツール」ではなく、「オンラインとオフラインが共存する、新しい働き方を実現するツール」であることを知っていただきたい。そう考えたのが、本キャンペーンのきっかけです。

今回のキャンペーンの狙い

Twitterで反響をいただいた「猫吸い」が含まれている中吊り広告は、オンラインとオフライン、両方の働き方のメリットをコントラストで表現しています。これは「オンラインとオフライン、どちらか一方ではなく、両方を共存した働き方をするのはどうか」という問いかけなんです。

oViceはバーチャル空間を提供していますが、全ての仕事をオンライン上で行うことを推奨しているわけではありません。オンラインとオフライン、どちらのメリットも享受できる「ハイブリットワーク」こそが、より自由に楽しく働ける人を増やすと考えています

「5秒出社」とは、oViceを用いて実現できる働き方を考えて出てきたキーワード。最初は「0秒出社」という言葉を思いつきましたが、「それは流石に嘘だろう」と思って(笑)。実際にバーチャルオフィスに出社するまでに何秒かかるかを計測し、「5秒」に設定しました。

布団で寝ていたり、筋トレをしていたり、子供の送り迎えをした5秒後には、もう出社することができる。そうしたプライベートと仕事の間を自由に行ったり来たりできる新しい働き方が、実現し始めていることを感じて欲しいと思っています。

「届け方」に関して意識した2つのこと

伝えたいことを整理した上で、「届け方」に関しては2つのことを意識しました。

一つは「屋外広告とSNSの相乗効果を狙う」こと。過去、テレビCMを放映した際に「oViceのCM見た」というSNS投稿はあまり見ませんでした。しかし、「ぶっちゃけ大人数で忘年会したくない?」というキャッチコピーで屋外広告を出した際は、「この駅で見た」と投稿してくれる方は結構いて。

その経験から、リアルのクリエイティブのインパクトや、その場所でしか見れない限定感のようなものが、SNSでの拡散につながるという仮説がありました。

もう一つは、「oVice導入を『意思決定をする経営層』と『実際に進める現場メンバー』の両者に刺さるようなメッセージングをする」ことです。経営と現場の意見を合致させることを狙いとしています。

屋外広告や交通広告には、現場メンバーが「私もこういう自由で楽しい働き方をしたい」と思ってもらえるようなメッセージ。同時に行った日経新聞と読売新聞のジャックは、経営者が「自社を成長させるためにも、働き方を改革しなければ」と思うようなメッセージを記載しました。

オンラインとオフラインが共存する社会

今回のキャンペーンのリアクションを見ながら、社会が少しずつ変化していることも感じています。

今後は、会社の文化やそこで働く人の価値観を考慮しながら、「どの割合でオンラインとオフラインを共存させるか」を考えることが、経営のスタンダードになっていくでしょう。

私たちは引き続き、プロダクトや情報発信を通して、より自由に楽しく働ける人が増えるような会社を増やす取り組みを続けていきたいと思っています。

(私のYouTubeでも今回のキャンペーンについて解説しています。よかったら合わせてご覧いただけるとうれしいです。)

最後に

先日oViceはARR5億円を突破しましたが、まだまだ人が足りていません。引き続き一緒に働く仲間を積極的に募集しています。ご応募お待ちしています。

▽採用情報
https://ovice-recruit.studio.site/

▽会社紹介資料

(編集協力:oVice 編集部)

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