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「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【35】

8月中旬裁判所から連絡あり
第1回口頭弁論期日が
9月下旬で決まった。

弁護士から
意見陳述を行うことができると
連絡がありました。

過労死してもおかしくない超長時間労働に
従事した事案であり
悪質性も高く自分たちの思いを
話すことは十分あり得るとの事でした。

その場合は事前に冒頭意見陳述書を
裁判所に提出する必要があるらしいので
弁護士とも打合せを行い
少しでも有利に運ぶなら行うことにしました。
いろいろと内容のアドバイスを受け
陳述書を作成し先生方にも
確認して頂きました。

内容はこの訴状を提起した経緯を
代表して私が読み上げることとなりました。

・人員不足の中で過労死ラインを
 はるかに超える残業をしてきたこと。
・会社やスタッフ・自分たち自身のことも思い
 残業をしてきたのは売上が増加すれば
 報酬を上げるとの言葉を信じてきたが
 裏切られたこと。
・会社は過酷な労働環境を知りながら
 何の措置をとることもなかった。
・雇用調整助成金の不正受給を強要されたこと。
・業績悪化の責任を自分たちに押し付け
 民事・刑事の両面で処分を求めるなど
 脅していること。

主にこんな内容のことをA4用紙1枚くらいでまとめました。

身勝手なのかもしれませんが
部下と陳述書の内容を考えているときに
本格的に戦いが始まったように感じました。

自分たちの生活に関しては
暑い日が続きましたが裁判のこと以外は
穏やかに過ごしていました。


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